ユベントスは公式サイト上でBチーム(= Next Gen)は 2025/26 シーズンのホームスタジアムにアレッサンドリアのスタディオ・ジュゼッペ・モッカガッタを利用すると発表いたしました。
ビエッラのスタディオ・ヴィットリオ・ポッツォから1シーズンでの離脱となります。

ユベントス・Bチームは発足初年度の2018年夏からトリノの東 90km に位置するアレッサンドリアのスタディオ・ジュゼッペ・モッカガッタを本拠地として利用していました。
当初は何も問題なかったのですが、アタランタが U-23 を発足させたことで事態が一変。
「ポー川の右岸に位置するアレッサンドリアが本拠地」と認定されたユベントス・BチームがグループB(イタリア中部)やグループC(イタリア南部)に組み込まれる憂き目に遭いました。
そのため、イタリア北部・グループAへの復帰を目論むユベントスは「U-23 チームの中で最北の本拠地」となるようビエッラに移転した経緯があります。
ただ、セリエCを運営するレガ・プロが「(3チーム以上が参加中の) U-23 チームは2年連続で同じグループに参加できない」と規則を変更。ビエッラに留まり続ける理由は薄れていました。
Bチームを視察するにはアレッサンドリアの方が距離と時間的に好都合だからです。
ビエッラまでの移動による疲労でBチームの選手が消耗しては本末転倒ですし、若手有望株の育成に適したスタジアムで研鑽を積ませる判断は間違いではないでしょう。
ブランビッラ監督に率いられたチームの中からモッカガッタのスタジアムで飛躍する選手が現れて欲しいと思います。