ユベントスは公式サイト上で現地4月16日(水)もコンティナッサの練習場でセリエA第33節パルマ戦に向けた調整を行ったと発表いたしました。
ただ、16日の練習でユルディズ選手が打撲によって離脱し、ヴェイガ選手が発熱で欠席と離脱者が増加していることが懸念事項となっています。

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4月21日(月)にセリエA第33節パルマ戦を控えるユベントスは現地16日(水)もコンティナッサの練習場でのトレーニングを継続。この日はジムでのトレーニングと戦術練習で調整したことが報告されています。
チームにとってネガティブなのはユルディズ選手が打撲を負って離脱となり、ヴェイガ選手が発熱の症状で欠席したこと。そのため、パルマ戦への出場が危ぶまれている選手が増加する事態を招いています。
- GK: ペリン(筋肉系)
- DF: ヴェイガ(発熱)
- MF: コープマイネルス(腱痛)、マッケニー(筋肉系)
- FW: ユルディズ(打撲)、バングーラ(筋肉系)
チーム戦術的にはヴェイガ選手のコンディション不良が1番の痛手。DF 陣の手薄な状況に加え、“追加の急造 CB” として計算できるコープマイネルス選手とマッケニー選手も現在離脱中だからです。
また、今節パルマ戦は第29節フィオレンティーナ戦と似た試合展開に陥るリスクがあることが懸念点です。
- 第29節フィオレンティーナ戦
- CF ケーンのポストプレーをユベントスの DF 陣が全く制限できず
- 「ケーンに託せば常時脱出可能」なので、ユベントスの前線からのプレスは機能せず
- 中盤を完全に制圧されてパスワークで翻弄される
- 第33節パルマ戦
- パルマはボニー、ペッレグリーノ、ジュリッチの “重量級 CF” から2トップを組める
- カルル、ヴェイガ、ケリーは対人守備が強くない
「苦し紛れに蹴り出させたボール」が「速攻の起点となる CF へのフィード」になってしまっては苦戦を免れることはできません。
ヴェイガ選手が体調不良で万全ではない可能性も考慮すると、『プランB』を準備しておくことが重要になるでしょう。
4月下旬以降は暑さもリスク要素として加わるだけに、トゥドール監督がどのような準備をしてアウェイでのパルマ戦に臨むのかに注目です。