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Bチーム: アジッチの PK を皮切りに4得点を奪い、クロトーネを 4-1 で下す

 2024/25 セリエC第35節が行われ、ホームにクロトーネを迎えたユベントス・Bチーム(= Next Gen)はアジッチ選手の PK を皮切りに4点を奪い、4-1 で勝利しました。

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表:出場選手一覧(2024/25 セリエC第35節 クロトーネ戦)
  選手名
GK 30: ダッファラ
DF 34: S・トゥルコ(→ 29' st. 6: コメネンシア)
23: F・スカーリャ (C)
26: ヒル・プチェ(→ 36' st. 40: ヴィッラ)
46: トゥリッキア
MF 45: アジッチ
5: マッカ(→ 36' st. 73: ファティカンティ)
11: クドリッジ
16: アマラディオ(→ 29' st. 17: ジェッラ)
99: ピエトレッリ(→ 45' st. 24: チティ)
FW 3: アフェナ=ギャン

 ブランビッラ監督は 4-2-3-1 を選択。直近の第33節フォッジャ戦は国際Aマッチデーで不在だったトゥリッキア選手とアジッチ選手の2人が先発に名を連ねて2週間ぶりの試合に臨みます。

 

 良い入りを見せたのはクロトーネ。8分にヴィターレのクロスにトゥッミネッロが合わせるもシュートは枠の左。19分には GK からのロングフィードに反応して抜け出したムラーノがシュートを放つも、GK ダッファラが身体に当ててゴールを死守する。

 すると23分に左サイドを強引に突破したピエトレッリがエリア内で倒されて PK を獲得。これをアジッチが “クッキアイオ” でゴール真正面に蹴り込み、ユベントスが先制する。

 リードを得たユベントスは40分に右サイドに流れたアフェナ=ギャンが中央に横パス。これをクドリッジが左サイドに展開すると、角度のない場所からピエトレッリが左足で決めて2点目を奪取。

 ユベントスが 2-0 とリードを2点に広げて前半を折り返す。

 ハーフタイムで立て直しを図りたいクロトーネだったが、後半開始早々の47分にピエトレッリのフリックに反応して抜け出したアフェナ=ギャンをアルミーニが引っ張って決定機を阻止したことで一発退場。10人で2点ビハインドの状況に追い込まれてしまう。

 それでも、クロトーネはセットプレーで応戦。66分にはゴール正面やや右で得た FK をヴィターレが直接狙うも右ポストを叩いて得点にはならず。

 一方のユベントスは73分に速攻からシュートも相手 DF に阻まれたアマラディオがこぼれ球をアジッチにラストパス。これをアジッチが右足を素早く振り抜き3点目。

 クロトーネは80分に右サイドからの折り返しをゴメスがゴール左下に蹴り込んで一矢報いるも、ユベントスは88分にクロスのクリアを試みた相手 DF のハンドで PK を獲得。これを途中出場のジェッラがゴール右上に決めて4点目。

 試合はユベントスがこのまま押し切って 4-1 で勝利し、勝点3を積み重ねた。

 

 なお、試合後にブランビッラ監督は次のようにコメントしています。

マッシモ・ブランビッラ監督:
「すべての観点で素晴らしい試合をしました。クロトーネのような強いチームからスペースを奪うことを目標に機能的な守備をしたのです。

  決定機を何度か許しましたが、上手く制限できました。ボール非保持時のパフォーマンスが私達にとって重要でした。また、リスタートやドリブルにおいてもクオリティーを示すことができました。

 相手が10人になってからは不注意な場面もありました。もっと上手くボールを管理できたでしょうが、全体的には満足しています。私が復帰してから全チームと対戦しましたし、選手達の働きぶりには満足しています。

 特筆すべきは守備における試合を読む力です。全員で強度を持った守備を行うことに喜びを感じていますし、同時に全員で攻撃に出る時も同じです。メンタル面も良好ですし、この側面も明らかでしょう。

 私達にはチームを牽引しなければならない個性を持った選手達やクオリティーを有する選手達がいます。今日の勝利は重要ですし、プレーオフ出場権を得られると確信しています。

 アジッチは平均的な選手とは異なるプレーをします。才能はありますし、大きな成長の余地を残しています」

 




 

 グループ4位に付けるクロトーネを迎えての試合で立ち上がりは押し込まれたものの、20分以降は主導権を握って押し切っての勝利は内容と結果で評価されるべき試合でした。

 この勝利でチームは11勝8分13敗の勝点41。暫定9位ですが、消化試合数の関係でプレーオフ出場権を確保できるかは残り2試合での獲得勝点次第となっています。

 したがって、今節のような戦い方をレギュラーシーズンの最後まで継続することができるかがポイントになるでしょう。

 

 Bチームは第36節はバイ・ウィーク。次戦は4月19日(土)に開催予定の 2024/25 セリエC第37節カヴェーゼ戦です。

 カヴェーゼは(ユベントスより2試合少ない)30試合を消化して勝点38。プレーオフ出場権を懸けた直接対決となることは確実でしょう。Bチームが2週間後の対戦で良い結果を持ち帰ることができるのかに注目です。