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レナト・ヴェイガ、右・足底筋の損傷で離脱

 ユベントスは公式サイト上で2月19日(水)に行われた PSV 戦で途中交代を強いられたヴェイガ選手の診断結果を発表いたしました。右・足底筋に損傷が確認され、復帰時期は不明となっています。

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 ヴェイガ選手現地2月19日(水)に開催された 2024/25 UEFA チャンピオンズリーグのトーナメント・プレーオフの PSV 戦に先発出場するも、前半10分過ぎに右ふくらはぎ下部の痛みを覚えて途中交代。

 翌20日にJメディカルで「右足の『足底筋』に損傷あり」と診断されました。ここで注意が必要なのは『足底筋』と『足底筋膜』という全く別物の部位が存在することです。

  • 足底筋膜
    • 指先から踵まで足裏に存在する筋肉の膜
    • 負傷の代表例は陸上選手
    • 負傷した状態で体重がかかると激痛
  • 足底筋
    • 下腿三頭筋(=ふくらはぎ)の奥にある下肢の筋肉
    • アキレス腱の内側縁で停止する

 ヴェイガ選手は「右アキレス腱あたりを押さえてからピッチ上で寝そべった」後、スタッフの肩を借りずに “自力で” 歩行してピッチを離れました。

 これらの状況からヴェイガ選手の負傷箇所は『足底筋膜』ではなく『足底筋』と思われます。

 

 ヴェイガ選手の復帰時期は現時点で不明。足底筋は「筋移植の材料」にも使われることを考えると、復帰の条件は「患部の痛みが引くこと」になるでしょう。

 その際に問題となるのはチアゴ・モッタ監督。過去に「リール戦に間に合うよう復帰を急がせたD・ルイス選手の再離脱」や「痛み止めを服用するカンビアーゾ選手の強行出場」など離脱が長引く要因を作る起用をしているからです。

 

 ヴェイガ選手は “買取オプションなどが付随しない期限付き移籍” でチェルシーから加入中であるため、ユベントスはヴェイガ選手の市場評価額が向上するメリットを享受することはできません。

 ユベントスが「ヴェイガ選手の離脱」という状況に対し、どのように立ち回るのかに注目です。