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【招集メンバー】 2025/26 セリエA第17節 ピサ対ユベントス

 ユベントスは公式サイト上で 2025/26 セリエA第17節ピサ戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。なお、スパレッティ監督による前日会見は行われませんでした。

 招集された選手一覧は下表のとおりです。

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表1:招集メンバー(2025/26 セリエA第17節 ピサ戦)
  選手名
GK 1st 1: ペリン、16: ディ・グレゴリオ
B 42: S・スカーリャ
DF 1st 3: ブレメル、6: ケリー、15: カルル
B 44: ペドロ・フェリペ
WB 1st 18: コスティッチ、25: J・マリオ、27: カンビアーゾ
B 40: ローヒ
MF 1st 5: ロカテッリ、8: コープマイネルス、17: アジッチ、19: テュラム、21: ミレッティ、22: マッケニー
FW 1st 10: ユルディズ、11: ジェグロヴァ、14: ミレッティ、20: オペンダ、30: デイヴィッド

 出場停止処分が明けたコープマイネルス選手がメンバーに復帰。

 一方、前節ローマ戦で右ふくらはぎを負傷したルガーニ選手と左太もも裏に不安を抱えるコンセイソン選手の招集は見送りとなりました。

 

【先発予想: 3-4-2-1】
GK: ディ・グレゴリオ
DF: カルル、ブレメル(ケリー)、コープマイネルス
WB/DMF: カンビアーゾ、ロカテッリ、テュラム、コスティッチ
OMF: マッケニー(ジェグロヴァ)、ユルディズ
FW: デイヴィッド(オペンダ)

 スパレッティ監督は 3-4-2-1 を選択するでしょう。

 出場停止処分が明けたコープマイネルス選手がスタメンに復帰し、コンディションに不安が残る選手は『右 ST』に固めることで選手層の薄さをカバーする目論見があると思われます。

 

 対するピサのジラルディーノ監督は 3-5-2 が有力。“192cm の長身 FW のマイスター選手” と “衛星役として立ち回るトラモニ選手” の2トップが攻撃を牽引するチームです。

 “技巧派の FW” を『偽9番』で起用するとローマのガスペリーニ監督のように「自滅」してしまう可能性が高くなるため、ジラルディーノ監督は “長身のパワー系 CF” を全面に活かした攻撃を中心に据えるでしょう。

 「左ひざをテーピングでがちがちに固めているブレメル選手」や「セットプレーやクロスの対応が不得手なユベントスの守備陣」と対峙することになるからです。

 一方でユベントスの攻撃陣は「自陣ゴール前やペナルティーエリア手前のスペースに守備ブロックを構築するであろうピサの守備陣をこじ開けられるか」がポイント。

 『5-3-2 の守備ブロック』が想定されるため、「ファーサイドへのクロスからの折り返し」や「ライン間のスペースにカットインで侵入してのミドルシュート」の精度が問われることになるでしょう。

 

 クリスマス休暇明けの日程で年内最終戦となるセリエA第17節ピサ戦に臨むユベントスは「勝てば今月は5勝1敗」。公式戦4連勝で2025年を締めくくることになります。

 2026年に向けた大きな弾みを付けるために、スパレッティ監督がどのような準備をしてアウェイでのピサ戦に臨むかの注目です。