ユベントスのキエッリーニ戦略ディレクターが12月14日(日)に開催された 2025/26 セリエA第15節ボローニャ戦の試合前に現地中継局『ダゾーン・イタリア』からの取材に応じていましたので概要を紹介いたします。

ジョルジョ・キエッリーニ戦略ディレクター:
「フラッテージ?言及するのは失礼なことでしょう。彼はインテルの選手です。それに(交換トレードで名前が出ている)テュラムはこれからもユベントスの選手。これが重要かつ明確なメッセージです。
テュラムは重要な選手ですし、今日の試合でも先発します。加入からの1年半で価値を証明していますし、私達は彼を失いたくないのではなく、テュラムと共に未来を築きたいのです。
(親会社 Exor の)エルカン CEO の言葉は力強く重要なものです。しかし、彼と日々接している私達にとっては驚くものはありません。普通のことだからです。過去もそうだったようにユベントスを築き上げ、再び勝利をもたらす他にできることは何もありません。
残念なことにスクデットからは5年遠ざかっていますが、将来への自信が揺らぐことはありません。何よりオーナーとユベントスは切っても切れない関係だからです。
ユルディズは重要な選手で長期契約を有しています。契約が残り6ヵ月ではないですし、全員が重要性と価値を理解し、立場に相応しい内容で妥結することを目指して進んでいます」
“スパレッティ監督がイタリア代表監督時代に重用していたフラッテージ選手” についてはクラブ側は消極的であることがキエッリーニ戦略ディレクターの発言から伺えます。
おそらく、マスコミへのリーク源はフラッテージ選手の代理人。“インテルでの出場機会が少ないクライアント” を評価していた実績があるのが「ユベントスの現指揮官・スパレッティ監督」だったため、マーケットを作ろうとしたのでしょう。
その一方でケフラン・テュラム選手はスパレッティ監督の下では “絶対的な主力選手” という扱いではないため、「現実的に獲得できる可能性が少なからず存在する」との判断で『交換トレード』が噂される事態となりました。
ユルディズ選手の件に関しては「ユベントス側の危機感の乏しさ」がリスク要素。
“昨シーズンのユベントスでユルディズ選手の半分にも満たない貢献度だったコンセイソン選手” が『ユルディズ選手の倍以上の年俸』を得ている報酬体系は可及的速やかに是正されなければならないからです。
それを怠るのであれば、クヴァラツヘリア選手がナポリを退団した時と同様の経緯がユベントスで起きるとの前提で備えておく必要があると言えるでしょう。
SD は不在のままでコモリ CEO が GM 時代よりも表舞台に現れなくなっていますが、冬の移籍市場では否が応でも「チーム編成の修繕に対する評価」を下されます。
チームがピッチ上での結果を残すために必要な選手層を現場責任者の監督に与えることができるのかにも注目です。