スタディオ・ジョヴァンニ・ツィーニで行われた 2025/26 セリエA第10節クレモネーゼ戦に 1-2 で勝利したユベントスのスパレッティ監督および選手達による試合後コメントを紹介いたします。

ルチアーノ・スパレッティ監督:
「私は追い詰められた囚人です。スクデット戦線に戻りたいと言ったのは言わなければならなかったからです。長い道のりですし、改善しなければならないのは明らかです。
作った数多くのチャンスを無駄にしてしまうのは仕方のないことです。しかし、改善する必要があることも事実です。満足はしています。
コープマイネルスは DF でのプレー経験がありましたから。彼ならできますし、他の選手達へのメッセージになったと思います。試合を守りに行くのではなく、プレーしたいという気持ちで臨まなければなりません。
良かったのはプレーよりも姿勢です。前方の選手にポジショニングの指示を出し、守備対応にもアグレッシブでした。GK からの組み立て時に低い位置での関与がもっとできていれば、中盤での優位性をもっと確保できていたでしょう。
テュラムを引き伸ばし、中盤でのプラスワンになる狙いでした。コープマイネルスは本来のクオリティーではない部分で評価されていたのです。
良い状態のチームを見付けましたし、ベンチにいてもチームを鼓舞するトゥドールの姿が目に浮かびます。チームに求められるプレッシャーを実感しましたし、ポテンシャルを発揮して到達した時にスーツを着こなせられるでしょう。
今日は良い試合ができたと思いますし、私は非常にハッピーです。決定機を決め切れなかった場面もありましたが、チームの出来には満足しています」
フィリップ・コスティッチ選手:
「本当に嬉しいですが、最も重要なのはチームの勝利です。ゴールにも満足しています。
プレーから遠ざかっていたのは非常に難しい時期でした。それでもハードワークを続け、自分自身を信じ、チームメイト達はいつも手助けしてくれていました。
今日は私の誕生日であり、ユベントスの誕生日。素晴らしい瞬間になりました」
アンドレア・カンビアーゾ選手:
「私達は避けられたはずの失点を許してしまいました。デュエルは私達の責任です。ゴールまで 50m の位置でガッティ1人を孤立させてしまったからです。終わっていた試合を再開させてしまったことは残念ですが、重要なのは勝ったことです。
ユベントスでは結果が伴わないと何事もネガティブな論調で報じられます。結果が人々の見解に大きな影響を及ぼすという点では正しいです。
私は冷静ですし、落ち着いています。ゴール後に落ち着きを得たと言う人もいますが、ゴールを決める前から冷静でした。ゴールが決まらないと焦ってしまうことは珍しくありません。得点が決まった瞬間は最も美しい時です」
クレモネーゼとしては “エピソード” による2失点。どちらも “DF に当たったことで軌道が変わったクロスの先にいたユベントスの選手” に決め切られた失点でした。
なので、スパレッティ監督が「意図して作り出した得点機を逸し続けたチーム」を手放しで称賛しなかったのは妥当な対応です。
コープマイネルス選手の起用ポジションは「3列目のプレーで真価を発揮する」との評価に基づくもの。ガスペリーニ監督は「2列目の初期配置で試合中は1列下げる形」を採り、スパレッティ監督は「3バックの左 CB を初期配置にして試合中は1列上げる」を狙っていたからです。
選手を起用するポジションは的確ですし、攻守両面においてチーム全体を磨き上げることができるかが今後の注目点になるでしょう。
ユベントスの次戦は現地11月4日(火)に行われる UEFA チャンピオンズリーグ第4節スポルティング戦です。
スポルティングがユベントス陣内でボールを保持して揺さぶりをかける時間帯も想定されるため、ユベントスは「ペナルティーエリア手前に守備ブロックを構築する撤退守備の出来」が問われることになるでしょう。
スパレッティ監督が中2日の日程の中でどのような準備をしてチャンピオンズリーグのスポルティング戦に臨むのかに注目です。