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【試合後コメント】 2024/25 セリエA第15節 ユベントス対ボローニャ

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2024/25 セリエA第15節ボローニャ戦に 2-2 で引き分けたユベントスのチアゴ・モッタ監督およびコープマイネルス選手による試合後コメントを紹介いたします。

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チアゴ・モッタ監督:
「退席処分?マルケッティは良い仕事をしていましたし、私は避けることができた大袈裟に不満を示すジェスチャーをしましたから。

 試合は終わったかに見えましたが、素晴らしいハートを持った選手達が引き戻して来れました。後半にさらにビハインドを広げられたことでリスクを取ったのです。

 選手達は自由を有しています。今日の試合では特にデュエルを重要視する相手との対戦でした。

 ボールの有無に関係なく私達は相手のプレスに上手く対処すべきでしたし、3対3の局面では直接ラインの突破を試みるべきでした。可能性はあったと思います。

 私達はパフォーマンスやあらゆる面でのクオリティーを向上させるためのトップ選手を有しています。満足しているか?私は他者や自分自身の仕事を論評しません。

 コープマイネルスは加入してから良い出来ですし、今日もそうでした。攻撃、守備、ビルドアップとチームメイトを助けていることをプレーで示しています。

 バングーラは上手く試合に入りました。WG としての得点で大きな手を差し伸べてくれました。

 マンチェスター・シティとの対戦に良い時期も悪い時期もありません。彼らの試合を制限しなければならないですし、自分達の戦略を遂行する実力を持たなければなりません」

 

トゥーン・コープマイネルス選手:
「私だけではなく、チーム全体が最後の20分で出し尽くしました。私達はこのように90分をプレーしなければなりません。

 エネルギーを使った攻撃を管理できるのであれば、前方へのパスや守備でのプレスも同じだからです。

 私達は最後の20分のようなプレーを目指さなければなりません。これは本当に重要なことです。20分だけでは不十分だと理解しています。私達は最初から最後まで試合をコントロールしなければなりません。

 ヴラホヴィッチはペナルティーエリア内外で危険な存在です。私のゴールをアシストするプレーもできますし、チームを助けるプレーの1つです。

 ゴールだけでは喜べません。私にとって重要なのはチームの勝利です。だから、今日の試合を喜ぶことはできないのです」

 




 

 第9節に行われたインテルとのイタリア・ダービーを再現したかのような内容でした。「2点差負けも3点差負けも同じ。だったら、捨て身の総攻撃に出る」との『ヤケクソ戦法』が当たったに過ぎません。

 『リスク度外しの攻撃』を試合開始直後からすることはできませんし、最初から全開で飛ばせば週1試合のペースであっても試合中の “ガス欠” で足が止まるケースに見舞われてしまいます。

 それを避けるためにペース配分や選手交代など『試合に向けた戦術の準備』が重要になるのです。

 「選手やチームのエネルギー量は有限」ですし、「過密日程だとエネルギーの補充は “特に” 捗らない」との認識を欠いた発言が出ていることは懸念点でしょう。

 

 次戦は12月11日(水)に開催されるチャンピオンズリーグ第6節マンチェスター・シティ戦。マンチェスター・シティも本調子ではなく、大味な試合になる可能性は十分にあります。

 ユベントスが復調へのきっかけを手にすることができるのかに注目です。