『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスが CF としてトッテナムに期限付き移籍で加入中のコロ・ムアニ選手への強い関心を示し続けているとのことです。
“欧州の水準で結果を示せなかった選手” の獲得に熱を上げ続けているのであれば、ユベントスの補強が機能しない最大の要因は「選手に対する能力評価の基準が根本的に間違っているから」と言わざるを得ないでしょう。

トッテナムに期限付き移籍中のコロ・ムアニ選手が2026年1月30日時点で残している成績は公式戦24試合1329分に出場して3得点3アシスト。
その内の2得点1アシストはチームが 5-3 で敗れた PSG 戦で記録したものです。コロ・ムアニ選手の放出は「戦力的には可能」ですが、トッテナムが拒む理由は以下の要素が存在しているからでしょう。
- トッテナムのクラブ事情:
- “今季のプレミアリーグで0得点0アシストの FW” は戦力的に放出可能だが、その場合は「代わりの控え FW」を確保する必要性に迫られる
- シーズン終了後にW杯が控えているため、“一定のクオリティーを担保してくれる FW” を『控え FW』として獲得することは困難
- コロ・ムアニ選手の思惑:
- イタリアでは「沈黙した大一番でのパフォーマンス」より「格下相手に決めた得点」で過大評価
- 『昨シーズンで確立した評価』を基にコンスタントなプレー機会が望める
トッテナムは代理人経由で「契約を尊重しろ」と告げることで、“2025/26 シーズン後半戦でソランケ選手の控えに甘んじる FW” を手元に留めておくことができます。
選手や代理人の非礼については『造反行為によるチームからの追放』で報復できるため、「コロ・ムアニ選手のユベントス復帰説」を主張するのはイタリア・メディアだけに限定されることでしょう。
気になるのはイタリア・メディアが “トッテナムの補強責任者” を見落としていること。
トッテナムは2026年1月の移籍市場が閉まるまでは “フィオレンティーナの CFO に就任するファビオ・パラティチ氏” がコンサルタントとして職務を遂行しているのです。
「ユベントスの選手層を厚くする取引」は容認しないでしょうし、移籍市場が残り1週間を切った中で “一定のクオリティーを担保してくれる FW” の獲得に奔走することで得られるメリットはトッテナムにもパラティチ氏にも存在しません。
したがって、今冬の移籍市場でのトッテナムとの交渉は時間を無駄にするだけと考えられます。
そもそも、昨年の UEFA チャンピオンズリーグ・決勝トーナメントプレーオフの PSV 戦で CF として2試合で何も貢献できなかったコロ・ムアニ選手への評価がユベントス内で依然として高いことが問題です。
モデスト TD は本業面で成果を示さなければなりませんし、それができない場合はコモリ CEO が「モデスト TD の解任」という形で責務を果たすことが必要になるでしょう。