ユベントスは公式サイト上で 2025/26 セリエA第5節アタランタ戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 1: ペリン、16: ディ・グレゴリオ、23: ピンソーリョ |
DF | 1st | 3: ブレメル、4: ガッティ、6: ケリー、15: カルル、24: ルガーニ、32: カバル |
WB | 1st | 18: コスティッチ、25: J・マリオ、27: カンビアーゾ |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、8: コープマイネルス、19: テュラム、22: マッケニー |
B | 17: アジッチ | |
FW | 1st | 9: ヴラホヴィッチ、10: ユルディズ、11: ジェグロヴァ、20: オペンダ、30: デイヴィッド |
前日会見でトゥドール監督が状態を不安視する発言をしていたコンセイソン選手がメンバー外となった他は前節ヴェローナ戦と同じ22選手が招集されました。
【先発予想: 3-4-2-1】
GK: ディ・グレゴリオ
DF: ガッティ、ブレメル、ケリー
WB/DMF: カルル、ロカテッリ、テュラム、カンビアーゾ
OMF: アジッチ(ジェグロヴァ)、ユルディズ
FW: オペンダ(デイヴィッド)
トゥドール監督は 3-4-2-1 を継続するでしょう。
ブレメル選手が3バックの中央に復帰するため、右サイドを担当する DF の配置が変更。コンセイソン選手が不在となった右シャドーでどの選手が代役に指名されるのかも流動的になっています。
対するアタランタのユリッチ監督も 3-4-2-1 を選択することが濃厚。同じシステムを採用し、ガスペリーニ監督を師と仰ぐ指揮官同士が対決する『完全ミラーゲーム』が想定されます。
CF は「基本的に相手 CB にマンツーマン守備で張り付かれる」ことを考えると、攻撃の鍵となるのは「2列目を担当する選手の出来」でしょう。
トップ下の選手が「DF と MF のライン間でボールを引き出して前を向く」ことに成功すれば決定機になります。
ユベントスは「ユルディズ選手でその状況をどれだけ作り出せるか」が攻撃時のポイント。一方で守備に関しては「サマルジッチ選手がピッチ上にいるか次第」です。
ガスペリーニ監督時代にはライン間を好き放題使われていたため、当時を彷彿させるプレーを(サマルジッチ選手など攻撃を担当するアタランタの選手に)されると大苦戦は避けられないからです。
ユベントスとアタランタはどちらも『マンツーマン守備』が予想されるため、相手を「上手く釣り出す」か「(スピードなどで)置き去りにする」かで手にした決定機を決め切れるかが勝敗の分かれ目になるでしょう。
両指揮官が互いの手の内を知った状態での真剣勝負となるため、トゥドール監督がどのような準備をしてアタランタとの大一番に臨むのかに注目です。