プリマベーラ第18節が行われ、ユベントス・プリマベーラはヴェルチェッリをホームで 3-0 の勝利を収めました。
この試合に出場した選手は次のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: アウデーロ |
DF | 2: リロラ・コソク、5: ロマーニャ (C)、6: ブランコ・モレーノ、3: コッコロ |
MF | 7: マチェク('80 18: ディディバ)、10: クレメンツァ、4: ボヴェ、8: カスタノス('82 20: バダラ) |
FW | 9: ファビッリ、11: ポッゼボン('71 21: ディ・マッシモ) |
ミッドウィークにプリマベーラ TIM 杯を戦ったユベントス・プリマベーラはシステムを変更。中盤を4枚にし、最前線にはフロジノーネ戦でプレーしたファビッリ選手が先発に名を連ねます。
ビノーボで行われた一戦は両チームとも均衡を打ち破ることができない展開が続く中、先に試合を動かすことに成功したのはユベントス・プリマベーラ。
40分に右 SB のリロラ・コソク選手からのスルーパスに抜け出したマチェク選手が中央にグラウンダーのクロスを供給。相手 GK の指先をかすめたボールをポッゼボン選手がタックルを受けながらもゴールに流し込み、先制点を決めることに成功しました。
リードして前半を折り返すことになったユベントス・プリマベーラはリーグ戦2位につけるエンテッラとの差を維持するために後半も攻め続けます。
その姿勢は64分に実ります。マチェク選手のロングフィードで抜け出したファビッリ選手が持ち前のフィジカルを活かし、GK と1対1の状況を作ると、冷静にフリーのポッゼボン選手にラストパス。ポッゼボン選手は無人のゴールに流し込み、ドッピエッタ(1試合2得点)を達成しました。
さらにユベントス・プリマベーラは攻め続けます。78分に裏を狙う姿勢を見せ、センターライン付近にいたファビッリ選手がワンタッチでボールで落とすとカスタノス選手がダイレクトで裏のスペースへ。
そこに途中出場のディ・マッシモ選手が走り込み、GK の動きを冷静に見極めてシュート。決定的な3点目を奪い、プリマベーラも連勝を伸ばすことに成功しました。
試合後、グロッソ監督は次のように語っています。
ファビオ・グロッソ監督:
「選手たちにはキックオフ前に難しい試合になるだろうと伝えていました。彼らにとっては均衡を素早く破り、守備を組織するために忍耐が必要であることを学ぶ良い機会になりました。
最後には自分たちが必要としていた勝利を掴み取ることができたのですから、よくやったと言えるでしょう。
才能ある選手たちが多数在籍しているのですから、ゲームの機会を見つけることは大変です。全員が望んでいる訳ですし、選手たちのポテンシャルを最大限発揮させてあげなければなりません。チャンスを掴んだ時は誰もすばらしい動きを見せているということです。
毎週のスターティングイレブンだけでなく、ベンチにも強力な選手がいることは私にとっては非常にラッキーなことですよ」