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【試合後コメント】 2025/26 セリエA第13節 ユベントス対カリアリ

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2025/26 セリエA第13節カリアリ戦に 2-1 で逆転勝利したユベントスのスパレッティ監督およびコンセイソン選手による試合後コメントを紹介いたします。

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ルチアーノ・スパレッティ監督:
「ユルディズにはカンピオーネや10番のクオリティーがあり、何もないところから勝利をもたらす資質を持っています。

 CF の背後に2選手を配置するフォーメーションはユルディズに自由を与えるためのものです。ゴールに近づき、シュートを放つことを可能にしました。ボール保持と非保持の理解力には改善の余地はありますが、スーパーなレベルに到達済みです。

 ピッチでの私達は臆病に見えましたし、もっと良い内容が期待できたでしょう。失ってはならないボールを失い、それが失点に結び付いて異なる方法を採らなければならないと理解するのです。

 私達は決定機を十分に活かせたとは言えませんが、正しい道に戻ることができました。カリアリは素晴らしい試合をしていましたし、彼らに同点の機会があったことも事実です。

 ナポリの本拠地に戻った際はどれだけの幸せを感じたかを想像するでしょう。観客の反応は分かりません。ですが、私にとっては簡単なこと。非常に簡単なことです。

 ノルウェーでの試合終盤にボールキープをしたかったのでヴラホヴィッチ投入の検討はしました。ただ、この試合に向けて温存を選択したのです。

 個人的にはボールを蹴る位置が手前過ぎたのだと思います。エネルギー不足が顕著でしたし、ボールに正しい位置でコンタクトすることができていれば、おそらく怪我は回避できたでしょう」

 

フランチェスコ・コンセイソン選手:
「良いスタートではありませんでしたが、失点後にプレーは良くなり、私達は勝利に値しました。

 自分のパフォーマンスに満足はしていません。試合を決定付けるゴールを逸したからです。ミスをしましたし、ミスは起こるもの。私達は前進します。得点を量産し、チームを助けたいと思います。

 ヴラホヴィッチはリーダーであり、私達にとって非常に重要な存在です。深刻な負傷ではないことを祈りたいです。誰かがチームを助けるための機会を手にすることになるでしょう。

 現在のチームは常にプレーすることを試みています。監督がボールを保持し、試合を支配することを好むことは知っています。すぐに改善することができるでしょう」

 




 

 “勝敗の行方を決定付けれなかったことの代償” を支払わずに済んだ試合でした。

 チーム全体としてはボデ・グリムト戦の疲労が抜け切っていない様子でパフォーマンスは低調。「ボールを素早く動かすこと」で代用を図るも、パス精度の低さやサポートの遅さが原因のボールロストに直面していました。

 また、球離れの判断が拙い選手が多かったこともチームとしての反省点。

 ドリブル中は “パスを求める味方” に気づかず、自分のタイミングで顔を上げた時にはパスコースは消されているというケースも散見されました。こうした改善点をどこから着手するのかが重要になるでしょう。

 

 ユベントスの次戦は中2日の日程で現地12月2日(火)に開催されるコッパ・イタリアのラウンド16・ウディネーゼ戦です。

 1ヶ月前にブランビッラ暫定監督の下で対戦した経験を上手く活用し、来週の第14節ナポリ戦から始まる上位勢との直接対決3連戦に臨むことができるのかに注目です。