2025/26 セリエA第15節が行われ、アウェイでボローニャと対戦したユベントスはカバル選手のゴールで 0-1 の勝利を手にしました。

先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

| Bologna FC 1909 [4-2-3-1] |
Juventus FC [3-4-2-1] |
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|---|---|---|
| GK | 13: ラヴァッリャ | 16: ディ・グレゴリオ |
| DF | 20: ゾルテア 14: ヘッゲム 26: ルクミ 33: ミランダ |
15: カルル 6: ケリー 8: コープマイネルス |
| MF | 6: モロ 4: ポベガ 7: オルソリーニ 19: ファーガソン (C) 28: カンビアーギ |
22: マッケニー 5: ロカテッリ (C) 19: テュラム 27: カンビアーゾ |
| 7: コンセイソン 10: ユルディズ |
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| FW | 24: ダリンガ | 30: デイヴィッド |
ボローニャのイタリアーノ監督は 4-2-3-1 を選択。ファーガソン選手をトップ下で起用したことを除き、CF や WG などの攻撃陣は予想された選手配置で中2日での大一番を迎えます。
対するユベントスのスパレッティ監督は3-4-2-1 を選択。こちらはスタメン全員が予想どおりのポジションにされ、アウェイでの上位との直接対決に臨みます。
最初に決定機を得たのはホームのボローニャ。5分に左サイドの FK からニアでポベガがゴールに背を向けた状態で巧みに合わせるもシュートは GK ディ・グレゴリオがストップ。こぼれ球に反応したオルソリーニのシュートも素早く立ち上がった GK ディ・グレゴリオが阻む。
ボローニャが両翼のカンビアーギとオルソリーニが速攻から決定機を手にするのに対し、ユベントスは19分にコープマイネルスが累積5枚目のイエローを受けたことで次節出場停止が決定してしまう。
その中でユベントスは36分にディ・グレゴリオのパントキックをデイヴィッドがフリック。これに反応したマッケニーが GK との競り合いを制してデイヴィッドがゴールネットを揺らすも、マッケニーのポジションがオフサイドで得点は認められず。
対するボローニャは46分にオルソリーニからのスルーパスを受けたゾルティアが右45度の位置からニア上を狙った強烈なシュートを放つもクロスバーを直撃。
前半はホームのボローニャが多くの決定機を作るも、スコアは動かずに 0-0 で終了する。
後半に入っても膠着状態を打破できなかったスパレッティ監督は60分にデイヴィッドとカンビアーゾを下げてオペンダとカバルを投入すると采配が的中する。
ユベントスは63分にオペンダの抜け出しからのユルディズのシュートで右 CK を獲得するとショートコーナーでプレーを再開。ユルディズが入れた柔らかいクロスにカバルがヘディングシュートで応えて先制に成功する。
追いかける展開となったボローニャは68分にディ・グレゴリオのパントキックから入れ替わりに成功したオペンダをヘッゲムが背後から倒してしまい一発退場。残り15分ほどを1人少ない状況で戦うことを強いられてしまう。
数的不利のボローニャに対し、ユベントスは91分にオペンダが勝敗の行方を決定付けるチャンスを得たものの追加点とはならず。
だが、それでもカバルの決めた虎の子の1点を守り切ることには成功。試合は 0-1 で終了し、勝点3を上乗せしたユベントスがボローニャを抜いて暫定5位に浮上した。
なお、試合に出場したユベントスの選手・監督などへの採点は次のとおりです。
GK: ディ・グレゴリオ 6.5
立ち上がりからシュートセーブを求められる忙しい試合だったが、時間の経過とともに守備陣が機能して最終的には穏やかな夜で終えることとなった。
DF: カルル 6.0
カンビアーギを完全には封じられなかったが、脅威を抑えることには成功。献身的なプレーでクリーンシート達成に貢献した。
DF: ケリー 7.0
ボローニャの攻撃陣に翻弄されることなく強固な壁として君臨していた。今夜のパフォーマンスが継続できるのであれば、移籍金に見合った選手と評されることになるだろう。
DF: コープマイネルス 5.5
オルソリーニとのデュエルに苦戦。次節ローマ戦は出場停止となるため、一足先にクリスマス休暇を迎えることになった。
WB: マッケニー 6.5
技術面では要求水準に達していないと評されようが、攻撃陣へのサポート力でお釣りが来る。オフサイドに引っかからなければ、MVP もあり得たはずだ。
DMF: ロカテッリ 6.0
丁寧で効果の乏しいプレーだった。ボールを持たない時に確実で効果的なプレーができることを踏まえると、ボール保持型のチームでは物足りなく感じるのは止むを得ない。
DMF: テュラム 6.0
監督からのプレーに対する要求が変わっていることは会見から窺い知れるため、ピッチ上で戸惑いが見えるのは致し方ない。洗練されたプレーの割合が徐々に増えていくかが注目点になるだろう。
WB: カンビアーゾ 5.5
相手を攪乱できず、自分が混乱していた。守備対応を強いられると脆いことは古巣が良く知っていることであり、弱点を突かれたことで低調なパフォーマンスに終わってしまった。
OMF: コンセイソン 6.0
サイドライン際を縦方向にドリブル突破しても、ゴールライン際の角度のない場所からゴールやアシストを決めるキック精度と判断力がないのだから脅威ではない。これが前日会見で出た質問への答えだ。
OMF: ユルディズ 7.0
前線で存在感を発揮し、得点に繋がる CK とアシストでチームの勝利に貢献。フル稼働でチームを牽引しており、休養を与える判断がチームの最重要項目となるだろう。
FW: デイヴィッド 5.5
最前線での CF として持ち味を発揮することができず、苦しみ続けた夜になってしまった。良いタイミングでパスが届かない状況で評価を高めることは現実的ではない。
【交代選手など】
WB: カバル 7.0
60分にカンビアーゾとの交代で出場。左サイドの補修を行い、64分には値千金のヘディングシュートで勝点3の獲得に大きく貢献し、絶大な存在感を示していた。
FW: オペンダ 6.5
デイヴィッドに代わって60分から出場する。縦方向への動き出しで CK の起点を作り、相手 CB を退場に追いやるなどの地味ながらもチームに貢献していた。
DF: ブレメル 6.0
76分にコープマイネルスとの交代で実戦復帰を果たす。来週はコープマイネルスが出場停止のため、実戦でのプレー可能な時間を測定する上でも良い機会となっていた。
MF: ミレッティ ー
コンセイソンとの交代で88分に投入される。
スパレッティ監督 7.0
試合の入りは良くなかったとは言え、尻上がりに調子を上げてから交代策を的中させて勝点3を持ち帰った結果が何よりも大きい。DF 陣の運用は綱渡りが続いているが、年末までは持ち堪えられそうだ。攻撃のバリエーションを増やしてユルディズ依存の深刻度を緩和したいところだ。
マッサ主審 6.0
ルクミのデイヴィッドへの対応は PK が疑われるものではあったが、ユベントスが勝利を手にしたため、結果的に判定への疑念は避けられる形となった。