2025/26 セリエCのグループ・プレーオフ1回戦が行われ、ホームにヴィス・ペザーロを迎えた5位のユベントス・Bチーム(= Next Gen)は2点リードを追い付かれるも 2-2 で引き分けてラウンド突破に成功しました。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 22: マンジャコポ |
| DF | 15: サヴィオ 23: F・スカーリャ 3: ヒル・プチェ |
| MF | 9: デメ(→ 23' st. 39: チェッリ) 16: ファティカンティ 5: マッカ 26: パニュッコ |
| 32: リチナ 10: アンゲェレ(→ 37' st. 21: ギュンデュズ[→ 43' st. 8: オウス]) |
|
| FW | 17: ジェッラ (C)(→ 28' st. 24: ファン・アーレ) |
ブランビッラ監督は 3-4-2-1 を選択。前線はジェッラ選手を CF で起用し、2列目にリチナ選手とアンゲェレ選手を配置する布陣で試合に臨みます。
先手を取ったのはユベントス。14分にデメの入れたクロスをボックス内で受けたパニュッコが中に切れ込んで右足でのシュートを突き刺し、幸先よく先制に成功する。
突破に2点が必要となったヴィス・ペザーロが31分に左サイドからのクロスでゴール前での混戦を作り出したが、ヤロウのヘディングシュートは枠を捉えず。ユベントスは危ない場面を切り抜ける。
守りに入ったユベントスに対し、勝つことでしか道の開けないヴィス・ペザーロが攻め立てるもシュートの正確性に問題を抱えて同点に追い付くまでには至らず。前半は 1-0 とユベントスが1点リードで終了する。
後半で先にスコアを動かしたのもユベントス。48分に相手陣内でボール奪取に成功するとパスを受けたファティカンティがゴール左上にロングシュートを突き刺して 2-0。ラウンド突破を大きく手繰り寄せる。
だが、窮地に追い込まれたヴィス・ペザーロが猛反撃。
53分に右サイドからのクロスにニカストロがダイビングヘッドで合わせて 2-1 と1点差に詰め寄ると、65分には左サイドで得た FK から生じたこぼれ球をニカストロが押し込んで 2-2 の同点に追い付くことに成功する。
再び安全圏に脱したいユベントスだったが、チームの統率が上手く取れずに苦戦。一方で勝利が必要なヴィス・ペザーロもあと1点を奪うためのクオリティー不足は否めず。
結局、最後の30分は両チームとも相手 GK を脅かせずに試合終了のホイッスル。試合は 2-2 で終了したが、レギュラーシーズン上位のユベントスがラウンド突破となった。
なお、ブランビッラ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マッシモ・ブランビッラ監督:
「ラウンド突破が目的でしたし、他会場の結果が判明していた点も有利に働きました。試合をもっと楽に運べたはずですが、成熟したチームが相手で苦戦を強いられました。
2-0 となった時は順風満帆に映りましたが、ヴィス・ペザーロのような経験豊富なチームが相手だと集中力が一瞬切れただけでもすべてが台無しになるリスクがあります。問題は相手の戦術変更ではなく、1失点目の動揺によるものでしょう。
左サイドの守備が甘く簡単にクロスを上げられ、エリア内でのマークも不十分でした。また、セットプレーでの守備では私達のような若いチームは感情面でのコントロールは簡単ではありません。2失点目はプレーを冷静に見直して改善に繋げる必要があります。
2-2 にされた後は成熟したプレーでラウンド突破を決めたことは明らかな収穫点です。
次戦は3日後のピアネーゼ戦です。回復が最優先事項です。ジェッラはひざを痛めて途中交代となり、プクツカは発熱で練習を欠席しています。状態を把握しなければなりません。ファティカンティの今シーズンの成長には目を細めるばかりです」
失点に関しては原因に対する対策を講じやすいことがポジティブな材料でしょう。
1失点目は FW のデメ選手を右 WB に配置していたこと。プクツカ選手が不在でパニュッコ選手を左に回したため、“左サイドからのクロス時に中央に絞り切れないデメ選手” と右 CB の間のスペースからヘディングシュートを打たれてしまったからです。
2失点目はオーバーエイジ枠のF・スカーリャ選手がニカストロ選手に翻弄されたことが原因。先にニカストロ選手がボールを触れて背後に飛んだ浮き球をニカストロ選手に押し込まれたからです。
この点をどうテコ入れするかがポイントになるでしょう。
Bチームの次戦は現地5月6日(水)に予定されている 2025/26 セリエCのグループ・プレーオフ2回戦のピアネーゼ戦です。
グループBでは番狂わせがなく、5位ユベントスが6位ピアネーゼを迎え撃つ対戦カードとなりました。引き分けでもラウンド突破となるだけにどのようなゲームプランで2回戦に臨むのかに注目です。