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Exor の取締役会が全会一致で『ユベントスへの友好的買収提案』を拒否

 ユベントス・フットボールクラブの親会社である Exor は公式サイト上で「取締役会が全会一致でテザー社によるユベントス・フットボールクラブの全株式を取得する提案を拒否した」と発表いたしました。

 増資に関する方針を鑑みると、妥当な結論と言えるでしょう。

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 ユベントスの第2株主であるテザー社は “ユベントスの親会社であり筆頭株主である Exor” に対し、「1株あたり2.66ユーロでの全株取得」を提案。提示した買収案の法的有効期限は2025年12月22日に設定していました。

 これに対し、Exor は現地12月13日に取締役会で買収提案を拒否。

 今年11月の株主総会でテザー社が提案した「既存株主の持ち株比率に合わせた新規株式の発行」ではなく「新株発行に対する予約権なし(≒市場で必要分を購入する方式)」で増資をする決定をしているため、ユベントスへの影響力を維持することが前提と考えられます。

 

 ちなみに、Exor のエルカン CEO は買収提案を拒否したことに対して以下のメッセージ映像を発表いたします。

ジョン・エルカン CEO:
「ユベントスは102年に渡って私達家族の一部です。言葉の本当の意味での一部です。1世紀、4世代に渡って成長を手助けし、強化を担い、困難な時期を気遣い、そして幸せな時を祝福して来たからです。

 それだけではありません。ユベントスはイタリアと世界中にいる自分同様にユベントスを愛する人々によって構成されたビアンコネーリ・ファミリーという巨大なファミリーです。

 この情熱を考え、1世紀以上に渡って私達を家族して結び付けて来た愛の物語を考えながら私達はチームをサポートし続け、未来に目を向けて勝つユベントスを築き上げます。

 ユベントス、私達の歴史と価値は売り物ではありません」

 

 アンドレア・アニェッリ会長(とマロッタ GM)時代に構築された『勝ち続けるための組織』が瓦解したのですから、『勝つための組織』を再構築しようとするエルカン CEO の方針は間違っていません。

 『勝ち続けるための組織』は『勝つための組織』を昇華させることでしか作れないからです。時間はかかりますが、その役割の責任者であるコモリ CEO が「組織の土台作り」で成果を残すことができるのかに注目です。