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テザー社が『1株あたり2.66ユーロの友好的買収』をユベントスの親会社 Exor に公式打診

 ユベントス・フットボールクラブの第2株主であるテザー社は公式サイト上で「(ユベントスの親会社で筆頭株主である) Exor 社に1株あたり2.66ユーロによる友好的買収を打診した」と発表いたしました。

 Exor のエルカン CEO が株式譲渡に応じる可能性は低いため、買収が成立する見込みは低いと思われます。

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 ユベントスはフィアットの創業家であるアニェッリ家の資産管理会社である Exor の傘下にあります。

 Exor が保有するユベントス・フットボールクラブの株式は発行済み株式数の 65.4%。議決権ベースでは 78.9% に達する絶対的な筆頭株主です。

 買収を提案したテザー社は発行済み株式の 11.5% を保有する第2株主。「1株当たり2.66ユーロでの全株買取」を打診し、提案内容の法的有効期限を2025年12月22日に設定しています。

 

 ユベントス(≒ 親会社 Exor)側の対応ですが、「買収提案の拒否」を選択するでしょう。このタイミングで手放す必要性が乏しいからです。

 一方のテザー社は半月前の2025年11月末に格付け会社 S&P に『発行トークン USDT』を「ランク4:制約あり」から「ランク5:弱い」に引き下げられ、事業への逆風が強まっています。

 テザー社の投資対象はビットコイン・金・債権など市場の影響を受けるものが多く、安定性を示すには『資産価値が認められているスポーツチームを保有する(=傘下に収める)こと』も “有効な選択肢” になります。

 ※ フォーブス社はダラス・カウボーイズ(NFL)の資産価値を100億ドルと算出

 今回の買収提案は “その狙い” が透けて見えますし、クラブ買収後の経営方針で語っているのが「資金投入」だけであることから(本業の顧客に向けた)アリバイ工作の可能性が高いと思われます。

 

 正式な買収提案に対する返答を行う責務がユベントス・フットボールクラブの経営陣には存在するため、まずはユベントスのクラブ経営陣の出方に注目です。