2025/26 セリエＡ第6節を控え、トゥドール監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
トゥドール監督との主な一問一答は以下のとおりです。
■ ミラン戦への見解は？
「どのような試合になるかは分かりませんが、現在のミランは素晴らしい監督と選手を擁するトップレベルのチームです。そして、好調です。私達は偉大なパフォーマンスが必要になるでしょう」
■ 勝利は恋しいですか？
「もちろんです。欠けていますから。ですが、パフォーマンス面を分析するとアタランタ戦とビジャレアル戦では相手よりも勝利に近づいていました。チームは良くやっていますし、改善しています。ただ、引き分けでは不十分です」
■ ユーヴェは未完成でミランはアイデンティティーがあると言われていますが？
「これ以上の明確なアイデンティティーを持つことは不可能です。私達は6ヵ月に渡って同じ方法でプレーしていますから」
■ バランスに対する数多くの議論がありますが？
「私達は適切な変更を試みていますし、重要なのはチームが必要なことを実行してくれることです。あらゆる面で改善を試みて真剣に取り組んでいますし、全員がアイデンティティーを有しているチームを私は好んでいます。サッカーでは勝敗によって分析が変わりますし、監督として結果ベースでの言及は避けたいと思います」
■ ビジャレアル戦では狡猾さが足りなかったということですか？
「一般的な見解でも拡大解釈されますし、選手達は会見場では何かに言及しなければなりません。私が選手達の重圧について話すこともありますし、欠点が代償になる場合も隠せる場合もあります。長期的には欠点を隠し切ることはできないでしょう」
■ 明日の試合での優先事項は？
「すべてです。技術はもちろんですし、ハートやすべてを出し尽くすという欲求もです」
■ 4試合連続ドローで5試合11失点の現状は危機的？
「そうした数字には興味ありません。チームが普段どおりの練習をし、すべてを出し尽くせるかに私の関心はあります」
■ 攻撃面での素晴らしいスタッツに比較するとチャンス創出に苦労している様子ですが？「チャンス数は多ければ多いほどポジティブに示されるでしょう。統計は見方によって異なります」
■ ブレメルやテュラムなど負傷離脱中の選手は？
「試合当日の状態次第です。最後の仕上げがありますから」
■ ローテーションを積極採用すると新加入の FW 陣は困惑するのでは？
「メンタル面での取り組みをしていますし、試合ごとに先発起用する選手を決断しています」
■ メンタル面での取り組みを教えてください。
「ミランとの違いは見当たりませんし、ピッチ上でどちらが強いチームなのかが示されるでしょう」
■ 直近2試合で気に入っていることは？
「チームがペダルを漕いでいることです。分析は結果を切り離して公平に行わなければなりませんし、外部から行うことは不可能です。ありのままを語るべきですが、サッカーには証拠は存在しません。一部を切り取って危機を煽れますが、それだと誠実さや客観性という文化を欠いています。素晴らしい試合をしたと言ってるのではありませんし、私達にも限度はあります」
■ 改善の余地はどのぐらいありますか？
「明日の試合を見ましょう。良い試合になると思います。クオリティーを伴った試合をしなければなりませんから」
■ 避けられたはずのゴールを決められるのは心配事ですか？
「心配事だらけです。その中で日々を過ごしています」
■ 瞬時の判断力や管理能力をどのように育もうとしていますか？
「30歳の選手が4～5人いれば成長は可能でしょう。ですが、試合ごとに状況は異なります。上手く行く時もあれば、そうでない時もあります。重圧についてもそうです。変数が無数にあるのです」
■ モドリッチ対策はどうしますか？
「代表チームで共に戦いましたし、歴史を作った選手です。彼のような選手は2度と現れることはないでしょう。40歳で見たことのない水準のプレーです。本当に誇らしく思います。明日は “バッドデー” に当たってくれることを祈ってますよ」
