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キエッリーニ戦略ディレクター:「選手売却はそもそも困難が伴うし、資金面の問題で8月下旬までは膠着状態に陥るだろう」

 ユベントスのキエッリーニ戦略ディレクターが『トゥット・スポルト』からの取材に応じていましたでクラブの移籍市場に関する発言の概要を紹介いたします。

 キエッリーニ戦略ディレクターとの主な一問一答は以下のとおりです。

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■ ユベントスのようなクラブでは移籍の決定事項を何人で共有するのです?
「重要度次第です。最重要案件ではオーナーも関与します。モッジのいた1990年代でさえ、1人のマネージャーが取り仕切っていたのではありません。ジラウドがいましたからね。論理的には SD がピッチに選手を送り出す監督と同様に技術的な選択の責任を負います。ユベントスでは独断をした会長は過去にいません」

 

■ 移籍市場での悪循環から抜け出すにはどうすれば良い?
「私達は強固な基盤を築こうとしています。強い基盤がなければ勝てません。堅実性の付与が目的です。このグループは成長し、新たなサイクルを回す重荷と名誉を背負えるでしょう」

 

■ トゥドールは正しい人物?
「イゴールは自分にとってのユベントスとは何かを示し、選手達に伝えました。この数ヵ月で伝えた価値観は具体的なものです。4位死守とクラブW杯での成績が彼を後押しするでしょう。シティ戦では疲労がありましたが、レアル戦では誠実にプレーをし、少しの不運もありました。勝利に至るには数多くのステップを踏まなければなりません。克服すべき課題も多数ありますが、私達は重要な価値観を伴ってスタートします」

 

■ なぜ選手売却がこれほどまで難しいのでしょうか?
「モッジは誰でも買えるが、売るのは難しく、成功は一握りと言っていました。私は適切な解答者ではありません。ですが、成功者の売却は名前を出せば難しくないでしょう。一方で上手く行っていない選手の売却は複雑です。それから、資金の問題もあります。誰も費やす予算がないからです。ユベントスも8月下旬に動くことになるでしょう。資金のあるクラブは早く動き、そうでないクラブは駆け込み補強に走るのです」

 

■ コモリはデータ重視で血の通っていない人物なのですか?
「少し歪みがあります。コモリ GM は数字を信じているのでデータを重視していますが、人間味のないデータ人間ではありません。彼は私を含めて未知な部分が多いのです。私達は3月に UEFA の会合で顔を合わせましたが、同僚になるとは思ってもいませんでした。素晴らしい同僚ですし、体制も秋頃には固まっているでしょう。仕事は仕事です。良し悪しは時間が評価しますし、勝者のサイクルを築くための自己犠牲を厭わない覚悟があります」

 




 

 “買う側のビッグクラブ” では「『最高の選手』を『市場評価額以下の移籍金』で獲得すること」が評価されるため、「所属選手を上手く現金化できたか」の項目に対する評価ポイントは高くありません。

 モッジ GM 時代(1990年から2000年代初頭)のユベントスは世界トップ水準の売上高を記録していた「最高の選手を買う側のビッグクラブ」。

 だから、「要望があるなら他のクラブに行け(。後任には『新たな世界最高の選手』を獲得するから)」と強気な姿勢を貫けたのです。

 しかし、モッジ GM 時代とは取り巻く環境が異なる現在では『当時の手法』は効果を発揮しません。“売る側にもならざるを得ないビッグクラブ” が『買う側の超ビッグクラブ(≒メガクラブ)』として振る舞うと良い結果にはならないでしょう。

 

 『データ分析』は誰が行っても「同じ分析結果」が示されますが、『分析結果の活用方法』はクラブやチームの意志決定者の意向が強く反映されます。この部分がチームの成績にどのような影響を及ぼすのかに注目です。