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【採点】 2024/25 セリエA第37節 ユベントス対ウディネーゼ

 2024/25 セリエA第37節が行われ、ホームにウディネーゼを迎えたユベントスはN・ゴンサレス選手とヴラホヴィッチ選手のゴールで 2-0 の勝利を手にしました。

 先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

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表1:先発メンバー(2024/25 セリエA第37節 ウディネーゼ戦)
  Juventus FC
[4-2-3-1]
Udinese Calcio
[3-5-1-1]
GK 29: ディ・グレゴリオ 40: オコイェ
DF 2: A・コスタ
12: R・ヴェイガ
6: ケリー
27: カンビアーゾ
31: クリステンセン
27: カバセレ (C)
28: ソレ
MF 5: ロカテッリ (C)
16: マッケニー
19: エヒジブエ
8: ロヴリッチ
6: サラガ
25: カールストローム
11: カマラ
11: N・ゴンサレス
7: コンセイソン
10: ユルディズ
FW 20: コロ・ムアニ 32: エケレンカンプ
9: デイヴィス

 ユベントスのトゥドール監督は 4-2-3-1 を選択。2列目に配置したN・ゴンサレス、コンセイソン、ユルディズの3選手が流動的に入れ替わる形で今シーズンのホーム最終戦に臨みます。

 対するウディネーゼのルニャイッチ監督は 3-5-1-1 を選択。こちらは予想どおりのメンバーが先発。ロヴリッチ選手が立ち位置を調整することで 3-4-2-1 に可変する形で試合を迎えます。

 

 主導権を握ったのはホームのユベントス。7分にロカテッリがポストの右を通過する惜しいミドルシュートを放つと、10分にはロカテッリのフィードに反応したコロ・ムアニが抜け出しに成功。だが、シュートは GK オコイェのブロックに阻まれてしまう。

 対するウディネーゼは28分にカウンターで応戦。最後はエケレンカンプがロングシュートを枠内に飛ばしたものの、GK ディ・グレゴリオが正面で難なくキャッチする。

 ユベントスは35分に左サイドに展開すると、カンビアーゾがオープンスペースを持ち上がってシュート。だが、これも GK オコイェに阻まれてしまう。

 それならばと前半アディショナルタイムに右サイドからコンセイソンが仕掛けてN・ゴンサレスが折り返しをミドルで狙うも、今後は GK オコイェと右ポストに嫌われてノーゴール。

 前半は両チームともに均衡が破れず、0-0 で終了する。

 後半もチームとしての目的意識が高いユベントスが主導権を握り続ける。52分に右サイドから仕掛けたコンセイソンが自らシュートを放つも、 GK オコイェが触れたボールは左ポストをかすめてゴールから逸れる。

 試合が動いたのは61分。N・ゴンサレスのプレスからルーズボールが発生すると、これを相手のペナルティーエリア内で回収したユルディズが縦に仕掛けて折り返しのクロス。これにN・ゴンサレスが応えてユベントスが先制に成功する。

 ビハインドを背負ったウディネーゼは71分に速攻からエケレンカンプが再びロングシュートを狙うも、今回はクロスバーの上を通過してノーチャンス。

 一方のユベントスは88分にユルディズがロングドリブルでのカウンターを発動。最後は左サイドを並走して来たヴラホヴィッチが豪快なシュートで2点目を奪取し、勝利を大きく手繰り寄せる。

 結局、試合はこのまま 2-0 で終了。ユベントスが勝点3を獲得し、最終節に勝利すれば他会場の結果に関係なく自力でチャンピオンズリーグ出場権を獲得できる状況となった。

 

 なお、試合に出場したユベントスの選手・監督などへの採点は次のとおりです。

GK: ディ・グレゴリオ 6.0
 冷や汗をかかされるような枠内シュートを放たれることもなく平穏な夜を過ごしていた。

DF: アルベルト・コスタ 6.5
 4バックの SB と3バックの右 CB として攻守に上手く立ち回ることができていた。守備の比重が高くなる試合でなければ評価を自ずと高まることだろう。

DF: ヴェイガ 6.0
 縦方向での駆け引きなど CB の必須科目が実質的に免除となっていたため、A・コスタと同様にプラス加点のみのパフォーマンスを示せた試合だった。

DF: ケリー 6.0
 負傷明け直後での先発起用だったが、DF 陣が困難な局面に遭遇するケースがほとんどなく乗り切ることができた。大事な最終節に向けた調整機会となったことだろう。

DF: カンビアーゾ 6.0
 左サイドからの攻撃で存在感を発揮していた前半で得点に関与できていれば理想だった。ガス欠に陥ったのは復帰直後だから問題になることはない。

DMF: ロカテッリ 6.5
 ミドルシュート、ラストパス、サイドへの展開と “やりたいプレー” で好印象を残したことは事実。その一方でそれらのプレーで結果を得られなかった現実は反省点にしなければならない。

DMF: マッケニー 6.0
 ケディラを彷彿させる中盤でのパフォーマンスだった。昨夏の休戦で現行契約は残り1年となっているが、引き留めることは可能なのだろうか。

OMF: ニコラス・ゴンサレス 6.5
 攻撃時の連携面で機能していたとは言い難い。だが、諦めずに食い付いてルーズボールを発生させ、ユルディズからのリターンパスを決めて均衡を破った結果は正当に評価される必要がある。

OMF: コンセイソン 5.5
 爆発的な加速力と細かいステップによる仕掛けでスタンドを沸かせていたが、得点に絡む仕事はできなかった。結果が伴わない中での独り善がりなプレーが続くとパフォーマンスで擁護することは厳しくなる。

OMF: ユルディズ 7.0
 軽率な振る舞いで2試合出場停止となったが、後半の2アシストで名誉挽回に成功。勝利が求められる最終節でもチームの攻撃を牽引することが期待されているのは言うまでもない。

FW: コロ・ムアニ 5.5
 実戦での GK のシュート練習に付き合っているのだろうか?「私達にはコロ・ムアニがいますから」とカメラの前で口にした FD は発言を取り消したがっているだろう。

 

【交代選手など】

DF: ティモシー・ウェア 6.0
 カンビアーゾとの交代で73分から出場。縦方向への突破力と守備への献身性でチームに手を差し伸べていた。

FW: ヴラホヴィッチ 6.5
 73分にコロ・ムアニに代わって出場機会を得る。ユベントスの選手としてホーム最終戦になり得る可能性がある中で貴重な2点目を奪取。チームの勝利に貢献した。

DMF: ドウグラス・ルイス ー
 81分にマッケニーとの交代で出場。

OMF: アジッチ ー
 90分にコンセイソンとの交代で出場。

OMF: バングーラ ー
 90分にユルディズとの交代で出場。

 

トゥドール監督 6.5
 DF 陣が壊滅状態の中で最終ラインの脆弱性が露呈せず、クリーンシートで勝ち切ったことは(勝利が求められる)最終節に向けた弾みとなるだろう。ダメージコントロールに秀でた有能な指揮官として良い形でシーズンを締めくくれるかにクラブの命運が賭かっている。

アイロルディ主審 6.0
 目的意識に大きな差があるチーム同士の対戦を無難に裁き切った。審判団に注目が集まらなかったことが評価ポイントだ。