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スカナヴィーノ CEO やジュントリ FD も出席したトゥドール新監督の就任会見が実施される

 ユベントスのスカナヴィーノ CEO やジュントリ FD も出席したトゥドール新監督の就任記者会見が実施されましたので会見の概要を紹介いたします。

 ジュントリ FD による会見冒頭のコメントおよびトゥドール監督との一問一答は以下のとおりです。

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クリスティアーノ・ジュントリ FD

「会見を始めるにあたり、チアゴ・モッタと彼のスタッフ陣による尽力に感謝したいと思います。

 チアゴ・モッタとの関係性は敬意のある素晴らしいものであり、これからもそうあり続けることを明確にしたいと思っています。ハイレベルな監督になれると信じていますし、幸運を祈っています。

  フィレンツェでの試合後に時間をかけて敗れた試合だけではなく、最近の懸念を起こしていた試合を分析しました。そして、変更が決断されたのです。

 トゥドールが即座に選ばれたのはユベントスでのプレー経験やコーチ経験だけではありません。技術的・人間的・道徳的観点からの指名です。

 クラブW杯を含むシーズン終了時まで彼がチームを率い、その後はテーブルを囲むことになるでしょう。プロジェクトを継続する資質があると私達は信じているからです。

 若い選手達と経験を持つ選手達によるチームの将来に確信と自信を持っています。すぐに競争力は保証されるでしょう」

 

イゴール・トゥドール監督

 Q. この数日の感情面はどうですか?試合に向けては?
「まずは偉大なクラブを率いる機会を与えてくれたディレクターとクラブ全体に感謝しています。誰も失望させたくないですし、正しい仕事に取り組みたいです。感嘆はあります。ユーヴェは誰もが率いたいクラブですし、目標達成への願望もあります。このチームを信じていますし、強い選手達がいます。時間は少ししかありませんが、それは言い訳にできません。言い訳は人生で1度もありません。」

 

 Q. ヴラホヴィッチをどう見ています?再生は可能ですか?
「指導できて嬉しいです。過去に言及していますし、トップレベルの資質と得点力を持ち、速さ・強さ・知性のあるリーダーです。彼は再スタートを期していますし、コロ・ムアニもいますし、共存もできます。チームは若くて刺激的です。若さは美しいものです」

 Q. コープマイネルスやユルディズについては?
「強い選手は自分達の役割を簡単に見つけます。監督解任は選手の責任でもあるので落胆の様子は見られましたが、同時に再スタートの意欲がありました。両選手ともゴールを決めなければならない選手で違いを生み出せる選手です。適切なポジションを見付けたいと思います。選手達は快適さを感じなければなりません」

 

 Q. チームのリーダーは誰に?
「数時間では分からないので外部から見た印象を基に言及します。20~30年前とは世代も文化も違います。以前はもっと個性があり、数多くの選手が加わったことによる変化があります。それによる成長速度の低下は起こり得ますが、それは過小評価されています。ユーヴェに加わったからには年齢は関係ありません。勝たなければならないですし、素早く成長しなければなりません。常に正しい人物を選んでおり、それが強さの秘訣です。このクラブでの7~8年が私の礎です。指導したどのクラブででも伝承を試みましたし、今回もそうしたいと思います」

 

 Q. 主将はどうしますか?
「誰もがもっと責任を持たなければなりません。主将はロカテッリになるでしょう。近日中にもう数人ほど言及する考えです」

 Q. 何に重点を置きますか?
「大きな信頼を寄せています。何事にも取り組む必要がありますし、精神面での強さをモチベーションを持たなければなりません。また、戦術的観点からも正しいことをしなければなりません。何を代表しているのかの意識を持ち、力強く進まなければならないのです」

 Q. 3バックにしますか?それとも柔軟なアプローチを?
「キャリアの中で3バックも4バックもプレーし、ゾーンもマンツーマンも経験しています。選手達にとっての最適なセットアップを見付ける必要がありますし、スピリット・自己犠牲・プレースタイルが違いを生むのです。そうしたことを伝えるのが監督の仕事です」

 

 Q. コープマイネルスをどう起用しますか?
「私のユーヴェと他のユーヴェを比較することはできません。私は仕事をし、土曜日に成果を示すだけです。時間は足りませんが、スピリットが欠けることはないでしょう。コープマイネルスは素晴らしいキャリアを築き、欲求のある強い選手です。彼のパフォーマンスを復調させる役割がありますし、そうなると確信しています」

 Q. ユーヴェからの連絡を受けて何と思いましたか?
「思い出せないですが、素晴らしいことでした。選手達とはたくさん話しました。最初は5人だけでしたが、他の選手達は後から加わりました」

 Q. ユニフォームの重要性をどう伝えますか?
「2つですね。1つは私がフィジコを待っているとジダンが来たのです。彼に譲ろうとすると私を捕まえて “君の番だ” と言われました。もう1つは私がソックスを投げつけたのをデル・ピエロが見ていて、私のところに来て脱ぎ方のレクチャーをしてくれました」

 

 Q. 選手達は揺さぶった方が良い?それとも寄り添った方が好ましい?
「両方だと思います。再スタートの欲求がありますし、ヘルメットを装着してペダルを回さなければなりません。適度な悪意を込めることはあっても、不安やプレッシャーは与えません」

 Q. 攻撃的なチームを期待すべきですか?
「私は諦めるべきではないと言及しています。人々が楽しめないと面白くない方法に進んでしまうからです。私達は1点多く決める必要があるが私の意見ですが、同時に失点したくありません。攻撃に出るなら予防策を講じておく必要がありますし、交代采配も完璧でなければなりません」

 Q. 土曜日のジェノア戦では何を期待しますか?
「ティフォージは常に重要ですし、土曜日の試合で私達をサポートしてくれると確信しています。選手達も気を配っていますし、良いスタートを切れるでしょう。ただ、ジェノアは危険なチームですから難しい試合になるはずです。ヴィエラは素晴らしい監督ですから」

 

 Q. コロ・ムアニとテュラムについての考えは?
「昨日、彼の父と雑談しました。“ケフランが悪いことをしたら引っぱたいてくれ” と言われました。ニース時代に顔を合わせていますし、強くて謙虚な選手です。コロ・ムアニも強い選手です。彼がいて嬉しいです」

 Q. 現在のユベントスへの第一印象は?
「あらゆる観点でやらなければならないことが数多く存在します。クラブ全体でやらなければならない仕事です。選手達はピッチに立って主役になりますが、私は彼らに最高のパフォーマンスを発揮してもらわなければならないのです」

 

 Q. ユベントス在籍経験はどう活かされていますか?
「たくさん活かされていますよ。あんな酷い監督はいませんから。リッピとアンチェロッティは少しだけ勝ちました(笑)。あの歳月は私にとって学校のようなものでした。私を育んでくれたのですから」

 Q. ユベントスはセットプレーからの得点に苦しんでいますが?
「過去のチームへの言及はしたくありません。私の仕事をしたいと思います。セットプレーは重要な側面がありますし、順位の変動にもなります。今日のサッカー界においては重要度が増しています」

 Q. リッピと連絡を取り合いましたか?
「リッピを思うとユベントスのことを考えます。取り組み方、コーチング、コミュニケーション、ドレッシングルームの管理。愛する人です」