2024/25 セリエA第17節が行われ、アウェイでモンツァと対戦したユベントスはN・ゴンサレス選手のゴールで勝ち越し、1-2 で勝利しました。

先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

| AC Monza [3-4-2-1] |
Juventus FC [4-1-4-1] |
|
|---|---|---|
| GK | 30: トゥラーティ | 29: ディ・グレゴリオ |
| DF | 33: ダンブロージオ 22: パブロ・マリ 44: A・カルボーニ |
37: サヴォナ 4: ガッティ 15: カルル 16: マッケニー |
| MF | 13: ペレイラ 38: ボンド 42: ビアンコ 77: キリアコプロス |
5: ロカテッリ (C) |
| 7: コンセイソン 11: N・ゴンサレス 8: コープマイネルス 10: ユルディズ |
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| FW | 19: ビリンデッリ 10: カプラーリ |
9: ヴラホヴィッチ |
| 47: モタ |
モンツァのネスタ監督は 3-4-2-1 を選択。モタ選手を CF に配置し、2列目にはビリンデッリ選手とカプラーリ選手を配置する速攻に主眼を置いた起用で試合を迎えます。
対するユベントスのチアゴ・モッタ監督は 4-1-4-1 を選択。こちらはトップ下にN・ゴンサレス選手を起用し、ロカテッリ選手を本職のアンカーに戻して試合に臨みます。
最初にチャンスを作ったのはモンツァ。10分にN・ゴンサレスからボールを奪って速攻を仕掛けたカプラーリが狙うもシュートは枠のわずかに右。
対するユベントスは13分に左 CK を GK トゥラーティにパンチングで跳ね返されるも、落下地点にいたN・ゴンサレスがヘディングシュート。だが、相手 DF のヘディングでのクリアで CK に逃れられてしまう。
スコアが動いたのはこの直後。今後はコープマイネルスが右 CK を入れるとマッケニーがゴール正面で右足ボレーで合わせ、ユベントスが先制に成功する。
追いかけるモンツァは22分にキリアコプロスの縦パスを受けたA・カルボーニがダイレクトでクロスを入れると、逆サイドからフリーで走り込んだビリンデッリがボレーで合わせて 1-1 の同点に追い付く。
追い付かれてしまったユベントスは39分にサヴォナのクロスを逆サイドでマッケニーが折り返すと、相手 DF のブロックで生じたハイボールからの混戦でN・ゴンサレスが押し込んで 1-2 と勝ち越して前半を折り返す。
ユベントスは後半開始と同時にコープマイネルスを交代させるアクシデントに遭遇するも、両チームが積極的な姿勢を見せる試合展開は変わらない。
モンツァは47分にビアンコの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GK ディ・グレゴリオが好守で応戦。ユベントスは48分にユルディズが枠内シュートを放つも、GK トゥラーティに阻まれてしまう。
一進一退の白熱した展開が続く中、モンツァはダンブロージオやモタにチャンスが訪れるも GK を脅かすまでには至らず。88分にはスルーパスに抜け出したビアンコが狙うもシュートはサイドネット。
結局、試合は後半にスコアが動くことなく終了のホイッスル。1-2 で終了し、ユベントスは苦しみながらもリーグ戦での久しぶりの勝利を手にした。
なお、試合に出場したユベントスの選手・監督などへの採点は次のとおりです。
GK: ディ・グレゴリオ 6.0
失点を阻むには奇跡的なセーブが必要だったし、シュートブロックに関しては的確だった。空中戦での高さ不足が限界を露呈している。
DF: サヴォナ 6.0
前半はコンセイソンとも連携が取れて攻撃にも貢献できていたが、後半はフル稼働によるガス欠でパフォーマンスの低下に悩まされることになった。それでも歯を食いしばって戦い抜いたことが収穫。
DF: ガッティ 6.5
モンツァの攻撃陣に悩まされることなく、担当範囲で強固な守備を発揮。ただ、ガッティを回避すれば良いとの単純明快な対策には打つ手なしだった。
DF: カルル 5.5
サヴォナと同様に疲労による判断ミスが今節ではビリデッリへのマークの遅れとして失点で露呈した。勝点を取りこぼさずに済んだことが救いだろう。リフレッシュできるかが鍵だ。
DF: マッケニー 6.5
自ら先制点を奪取し、勝ち越し点に繋がる折り返しでも貢献した。急造の左 SB であるため、細かいポジショニングや役割分担には改善の余地はあるが、貢献度は攻守両面で合格点を大きく超えている。
DMF: ロカテッリ 6.5
ゴール前で身体を張ってニコ・ゴンサレスの得点をお膳立てしたことが最大の貢献。前線への縦パスを効果的に供給しており、アンカーとしての働きも上々だった。
OMF: コンセイソン 5.5
パフォーマンスが尻すぼみだったことは否めない。相手チームの対策は効果的になるだろうし、審判への印象も固まってくる。精神的に未熟だとシーズン後半戦は別人のように苦しむことは珍しくない。
OMF: ニコラス・ゴンサレス 6.5
序盤のボールロストからピンチを招いたが、そのプレーに気落ちすることなく結果で挽回に成功した。加入直後から強烈タックルを浴び続けていたため、ライン間での圧力に屈しないタフさが頼もしかった。
OMF: コープマイネルス 6.0
可もなく不可もない45分を過ごした後にコンディション不良を訴えて交代。この選手が “10番” として聖域を手にしているのだから、チームが凡庸なのは必然だろう。
OMF: ユルディズ 6.0
立ち上がりに思わぬチャンスが訪れるも活かし切れず、前半のパフォーマンスは低調だった。後半は明らかにギアが上がっていたが、今後は GK の好守に泣かされて結果的にノーゴールとストレスが残る消化不良の試合だった。
FW: ヴラホヴィッチ 6.0
背後でN・ゴンサレスが気持ち良くシュートを放つのとは対照的にポストプレーやボックス内でのプレーで苦闘を強いられる。潰れ役にはなっていたが、チームとして攻撃が機能しているとは言い難い。
【交代選手など】
OMF: テュラム 6.0
46分にコープマイネルスとの交代で出場。従来の役割を担ったが、パフォーマンスが上々である様には映らなかった。
DF: カンビアーゾ 6.0
N・ゴンサレスに代わって63分から出場する。本格的な復帰に向けたリハビリ出場と思われるが、どこまで回復しているのかが注目点と見なされるだろう。
OMF: アジッチ ー
85分にコンセイソンとの交代で出場。
FW: バングーラ ー
85分にヴラホヴィッチとの交代で出場機会を得る。
OMF: ファジョーリ ー
マッケニーに代わって90分から出場。
チアゴ・モッタ監督 6.0
勝たなければならない試合を勝ち切ったことは評価されるだろう。だが、褒められる点がそれしか見当たらないのは残念だ。降格圏に沈むチームを相手に一進一退の白熱した好ゲームを演じた選手達が試合終了後に満面の笑みを浮かべていた事実が苦しいチーム状況を如実に物語っている。
マッサ主審 6.0
接触プレーへの判定基準が接触時の強度ではなく、接触後の痛がり方だったのが気になるところだ。後者は演技が可能であるため、前者で判断を下すことができれば試合進行はよりスムーズになっていただろう。