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コープマイネルス、選手会が選出するベスト11に輝くもスカイ解説陣から今季パフォーマンスを酷評される

 ユベントスは公式サイト上でコープマイネルス選手がグラン・ガラ・デル・カルチョでベストイレブンに選出されたと発表いたしました。

 ただ、その前日に『スカイ・イタリア』のカルチョクラブで “今季のパフォーマンス” が俎上に載せられており、ユベントスとしては手放しに称賛できない現実に直面しています。

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 『スカイ・イタリア』のカルチョクラブでの討論で解説陣がコープマイネルス選手に対して言及した主な内容は以下のとおりです。

  1. トップ下(=ロカテッリと相手 DF の間)でボールを受けれていない
    • ボールは WG へと渡る
  2. WG 陣は頭を下げているのでコープマイネルスを見付けることはない
  3. アタランタでは味方がコープマイネルスのマーカーを外すための動きをしていたはず
    • ユベントスではそうした動きがないのでコープマイネルスは決定的な仕事ができていない
  4. ダブルボランチを採用したアタランタは EL を制しており、コープマイネルスの復調はあり得る

 コープマイネルス選手は「自らマーカーを外して決定的な仕事をする選手」ではなく「味方に自らのマーカーを引き剥がして貰うことで得たスペースと時間を活かして仕事をする選手」。

 “そのための仕組み” が現在のユベントスでは未整備なのですから、コープマイネルス選手が低調なパフォーマンスに終始するのは必然と言えるでしょう。

 

 ちなみに、コープマイネルス選手のパフォーマンスに厳しい指摘がされたのは今回が初めてではありません。

 ミラン戦後にタッキナルディ氏が記者団に「怖いのはアタランタのパッケージ。ガスペリーニなしではベルガモの現象は再現されなかった」と言及していたからです。

 “アタランタが用いていたパッケージ” をユベントス用にアレンジして導入すれば、コープマイネルス選手は輝きを取り戻すと期待できるでしょう。

 ただ、コープマイネルス選手は “自らマーカーを外して決定的な仕事ができる選手としての報酬” をユベントスから得ている立場です。このジレンマをチアゴ・モッタ監督が解消できるのかも重要になるでしょう。

 

 チームとパフォーマンスが上手く噛み合っていない状態のコープマイネルス選手がどのように現状打破を図るのかに注目です。