ユベントスは公式サイト上で 2024/25 セリエA第11節ウディネーゼ戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 1: ペリン、23: ピンソーリョ、29: ディ・グレゴリオ |
DF | 1st | 4: ガッティ、6: ダニーロ、15: カルル、27: カンビアーゾ、32: カバル |
B | 37: サヴォナ、40: ローヒ、41: ヒル・プチェ | |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、8: コープマイネルス、16: マッケニー、17: アジッチ、19: テュラム、21: ファジョーリ |
FW | 1st | 7: コンセイソン、9: ヴラホヴィッチ、10: ユルディズ、22: T・ウェア |
B | 51: バングーラ |
前節パルマ戦と同じ22選手が招集されましたが、ローヒ選手とアジッチ選手は現地10月31日にBチームが戦ったソレント戦に先発出場しています。
両選手がウディネーゼ戦で起用される可能性は低いと言わざるを得ないでしょう。
【先発予想: 4-1-4-1】
GK: ディ・グレゴリオ
DF: サヴォナ、ガッティ、カルル、カンビアーゾ(カバル)
DMF: ロカテッリ
OMF: T・ウェア、コープマイネルス、テュラム、ユルディズ
FW: ヴラホヴィッチ(バングーラ)
チアゴ・モッタ監督は 4-1-4-1 を継続するでしょう。
連戦による疲労を考慮してコンセイソン選手とマッケニー選手はベンチスタートが有力ですが、勝点3を獲得するために大幅なターンオーバーは行われないと予想されています。
対するウディネーゼのルニャイッチ監督は 3-5-2 が有力。インザーギ監督のインテルを参考にした先発メンバーの選択が行われることでしょう。
ウディネーゼは前線2トップにデイヴィス選手とルッカ選手のターゲットマンを擁しているため、ユベントスとしては「DF 陣が晒されている状態で相手 CF にポストプレーを許す展開」は極力回避したいところです。
そのためには「相手のビルドアップ部隊にボールを蹴り出させるプレッシング」や「蹴り出されたボールの回収する競り合いで優位に立つためのポジショニング」などチーム全体での作業が問われます。
また、中2日で迎える連戦でスタミナ面に不安を抱えているため、守備での1歩を踏み出す気力があるかも問われることになるでしょう。
攻撃面に関してはインテルと同じ 5-3-2 の守備ブロックであるならサイドバックからのパスやクロスの精度がポイント。5-4-1 なら、相手守備ブロックを前後に引き延ばすためのフリーランニングが鍵です。
同点のままで試合終盤を迎えてしまうとユベントスの方に焦りが強くなると予想されるため、相手ペナルティーエリア付近で冷酷な判断を下せる精神力を持った選手がいるかもポイントになるでしょう。
中2日の日程で迎えるアウェイでの公式戦2連戦で結果を出すことは簡単ではありません。チアゴ・モッタ監督がどのような準備をして過酷な状況の中での試合に臨むのかに注目です。