ユベントスは公式サイト上でパスタ製造メーカーのラ・モリサーナとオフィシャル・パスタ契約を締結したと発表いたしました。クラブのスポンサー収入を増加させることが期待されます。
PR
ラ・モリサーナは1912年にイタリア南部モリーゼ州で創業したパスタ製造メーカーです。
ユベントスとの公式パスタ契約は「伝統・革新・品質という共通の価値観を世界に発信するため」との理由付けがされていますが、実はラ・モリサーナ社は “ユベントスのライバルであるインテル” とも契約中。
ユベントスがディ・チェコ社との公式パスタ契約を締結していた時からラ・モリサーナ社はインテルと公式パスタ契約を締結。現在は契約を2026年まで延長しています。
ユベントスとの契約は『1つのクラブとの排他的な独占契約』ではないため、スポンサー契約料は「ほどほどの水準」に留まっていると予想されます。
ユベントスは2024年8月初旬にイタリアの電力大手エネル(enel)社と公式エネルギー契約を締結しましたが、エネル社は同年8月末にラツィオとも公式エネルギー契約を締結しています。
スポンサー契約を獲得している実績は評価されなければなりませんが、「大口スポンサーの獲得に苦労している状況に変わりはない」との認識は頭の片隅に置いておく必要はあるでしょう。
ユベントスとしては新フォーマットになった UEFA チャンピオンズリーグに参戦中のため、大会での露出を高めることで「大口スポンサーの新規獲得」に結び付けたいところです。
ピッチ上の結果と経営の両輪を上手く回すことができるのかにも注目です。