公式発表：コスティッチがトルコのフェネルバフチェに1年間の期限付き移籍

ユベントスは公式サイト上でフィリップ・コスティッチ選手がトルコのフェネルバフチェに1年間の期限付き移籍をすると発表いたしました。ユベントスからのプレスリリースは存在しません。

コスティッチ選手は1992年11月生まれの31歳。2022年夏にドイツのフランクフルトからユベントスに加入し、アッレグリ監督の下では左 WB として重用されました。

ユベントスとは2026年夏までの現行契約を有していたのですが、チアゴ・モッタ監督の下では構想外。練習への参加は禁じられ、登録枠が存在する中で UEFA チャンピオンズリーグのメンバー入りは逃しました。

その中で「フェネルバフチェへの2025年6月30日までの期限付き移籍」が決定。

ユベントスからの発表内容は「フェネルバフチェへの2025年6月30日までの期限付き移籍が決定した」だけであり、買取オプションやレンタル料の有無に関する言及はありません。

したがって、人件費圧縮への効果は限定的に留まることでしょう。ある程度の効果があるなら、上場株式会社として（見込み収支額の修正という形で）言及する責務があるからです。

コスティッチ選手の放出で2024年夏の移籍市場での動きはほぼ完了したことになるでしょう。ここからアルトゥール選手を放出交渉が妥結する可能性はゼロに近いからです。