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シュチェスニー氏:「私を構想外にしたクラブの決断に同意しないが、受忍はする」

 先日、プロサッカー選手としての現役生活を終えたヴォイチェフ・シュチェスニー氏がルカ・トゼッリ氏の Youtube に出演し、契約解除に至った顛末などを語っていましたので概要を紹介いたします。

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ヴォイチェフ・シュチェスニー氏:
「一定レベルを下回るとプロジェクトから外されると予想できますが、これは想像していませんでした。

 昨シーズンの始めにジュントリ FD とは率直に話しました。部屋に座って3分です。彼は私に “テク、私は契約更新をオファーしたい” と言い、私は2025年シーズンで引退すると返答しました。他でプレーする気はなかったからです。

 現行契約が終わったら引退する気だったのです。契約更新の話は意味がありませんでした。契約更新をして金を盗むことも可能でしたが、私は自分に正直でした。

 彼は何度か私の決断が確かなものであるかを確認しようとしていました。他には何も聞いていません。

 ユベントスが私が敬意を払っているディ・グレゴリオを連れて来ると知ったのは紙面でです。ペリンがチームを離れて私が第2GK を務めるのは想像できませんでした。

 

 昨シーズンの終了後、私はチームに残留すると確信していました。モンツァの選手を連れて来る話はニュースで聞きましたが、プロジェクトから外されることは予想していませんでした。

 取引が完了した後、私達は解決策を話し合いました。私のキャリアの最終年をモンツァ、フィオレンティーナ、ナポリでプレーすることを強いることは敬意からできません。

 解決の前に可能性はありましたし、ディレクターが解決策に乗り組んだのは正しいことです。しかし、ユーヴェとの関係の終わりはカルチョの終わりでした。

 キャリアの最終年に救いを求めて戦いたくはありません。ユーヴェに1年を与えられると感じたのです。

 

 クラブの決断です。賛同はしませんが、受忍します。

 ディレクターや他の人々へのネガティブな感情は持っていません。彼らに敬意を感じていますし、彼らは彼らの決断をし、1ヶ月に渡って私に敬意を払ってくれました。

 今でもユーヴェのティフォージですし、それだけです」

 




 

 “シュチェスニーが2025年夏の契約満了で引退する意向と知っていたジュントリ FD” が(シュチェスニーに告げず)ディ・グレゴリオ選手を見切り発車で獲得。

 ディ・グレゴリオ選手を獲得した後にシュチェスニー側と解決策を模索するも、“ユベントスとの現行契約満了を以って現役引退する考えだったシュチェスニー” との間で折り合いは付かず。

 最終的に “ペリン選手が追い出されることを嫌ったシュチェスニー” が『双方合意の下で契約を解消』することで「(自身の希望だった)ユベントスとの現行契約終了を以って現役引退」を選択する顛末となりました。

 「現行契約満了」が「現行契約終了」に変わったのですから、クラブの姿勢に賛同しないのは当たり前のこと。事態を受忍したに過ぎません。

 

 チームを離れた選手から「ユベントスの現フロント陣に不義理を働かれた」との “告発” が相次ぐことは危機管理の点で好ましくありません。この部分は現フロント陣が早急に改善しなければならないことでしょう。