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公式発表: ユベントスが移籍金5470万ユーロ+ボーナス最大600万ユーロでコープマイネルスを獲得

 ユベントスは公式サイト上でアタランタから移籍金5470万ユーロ+ボーナス最大600万ユーロでコープマイネルス選手を獲得したと発表いたしました。

 クラブから発表されたプレスリリースは以下のとおりです。

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選手コープマイネルスの購入について
アタランタとの合意事項

 トリノ、2024年8月28日 ー ユベントス・フットボールクラブはアタランタ BC と選手トゥーン・コープマイネルスの登録権を4年分割5130万ユーロおよび追加の付帯費用340万ユーロで獲得することに合意いたしました。

 加えて、パフォーマンス目標が到達された際にボーナスが最大600万ユーロが発生いたします。

 ユベントスは選手を2029年6月30日までの契約を締結いたしました。


 

 コープマイネルス選手は1998年2月生まれの26歳。2021年夏にオランダの AZ からアタランタに加入し、2023/24 シーズンはセリエAで34試合12得点5アシストを記録した万能型 MF です。

 今夏の移籍市場で始まった当初から「ユベントスの補強候補」と報じられ続けていたため、チアゴ・モッタ監督が熱望した “トップターゲット” だったのでしょう。

 おそらく、このことはアタランタ(のペルカッシ CEO)も察知済み。ユベントス側から提示された移籍金5000万ユーロの初期オファーを拒み続け、最大6000万ユーロの希望条件に沿った提示額を引き出すことに成功しています。

 今回の取引は「アタランタが売り上手だった」と割り切るべきでしょう。「ユベントスに獲得撤退の選択肢はない」と見透かされていたからです。

 

 コープマイネルス選手に期待されているのは「アタランタ時代の活躍をユベントスでも見せること」になるでしょう。

 中盤 MF のレギュラーポジションは「今夏にジュントリ FD が獲得した3選手」で埋まり、“Next Gen 所属の中盤 MF” にはトップチームでの出場機会が与えられる可能性すら怪しくなりました。

 「下部組織からの突き上げ」や「Next Gen 所属選手の売却益」が当面は困難になったため、高額契約で加入したコープマイネルス選手とD・ルイス選手が即座に貢献してくれないと目も当てられない事態に陥ってしまいます。

 そうした事態を回避することがクラブにとっての当面のテーマと言えるでしょう。

 

 なお、コープマイネルス選手は背番号8を着用することが発表されました。ユベントスでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのかに注目です。