ユベントスは公式サイト上で MF のファビオ・ミレッティ選手がジェノアに2025年6月30日まで期限付き移籍をすると発表いたしました。なお、買取オプションなどの付随しないシンプルな形態となります。
ミレッティ選手は2003年8月生まれの21歳。ユベントス下部組織出身の生え抜き選手で、2021/22 シーズン第30節サレルニターナ戦でトップチーム・デビューを果たしたプロスペクトです。
そのミレッティ選手がジェノアへの期限付き移籍を決断した理由は「2023/24 シーズンは公式戦28試合1271分の出場に留まったから」でしょう。
「シーズンを通してコンスタントに貢献する体力が備わっていることの証明」が『ミレッティ選手の課題』なのですが、それを証明するチャンスが “現在のユベントス” ではミレッティ選手に与えられる可能性はほとんどないからです。
なお、ミレッティ選手が 2025/26 シーズン以降にユベントスの戦力にカウントされるかは流動的です。
“2026年に現行契約が満了するマッケニー選手” と天秤にかけられることは決まっていますが、『2025年夏の中盤 MF 陣の状況』によっては(ミレッティ選手が良い結果を残していたとしても)換金されてしまうでしょう。
“買い手が現れると計算できる上でクラブが利益を得られるだけの価格が付く選手” はミレッティ選手などに限られている現実があるからです。
ミレッティ選手のジェノアでの目標は「セリエAでシーズン2500分以上の出場」になるでしょう。負傷離脱をしてしまったり、首脳陣からの信頼を勝ち取れないと到達できない数字だからです。
新天地ジェノアでミレッティ選手が自身のキャリアを大きく飛躍させてくれることに期待です。