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【移籍のウワサ】 ユベントスがフランシスコ・コンセイソンとニコラス・ゴンサレスを駆け込み補強?

 スカイ・イタリア』などイタリアの各メディアによりますと、ユベントスがフランシスコ・コンセイソン選手とニコラス・ゴンサレス選手の両 WG を期限付き移籍による駆け込み補強が目前に迫っているとのことです。

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 “チコ・コンセイソン” ことポルトガル・コインブラ出身のフランシスコ・コンセイソン選手は2002年12月生まれの21歳。

 ポルトの下部組織で頭角を現した後、2022年夏にアヤックスに移籍するも1年後の2023年夏に期限付き移籍でポルトに復帰した『左利きの右サイドを主戦場とする WG』です。

  • 2022/23 シーズン:アヤックス
    • エールディビジ: 19試合513分・3アシスト
  • 2023/24 シーズン:ポルト
    • リーガポルトガル: 27試合1895分・5得点4アシスト

 不安要素は「ポルトガル国外のリーグに対する適応能力」でしょう。2022/23 シーズンに在籍したアヤックスでは(当時20歳という年齢もあり)適応に苦労したことは否めないからです。

 フランシスコ・コンセイソン選手とポルトの現行契約は2029年夏まで。ポルト側に安売りをするメリットはないことから、ユベントスは700万ユーロ超のレンタル料を払っての期限付き移籍で獲得すると予想されています。

 

 もう1人は “ニコ・ゴンサレス” ことニコラス・ゴンサレス選手。アルゼンチン出身で1998年4月生まれの26歳。

 2021年夏にドイツのシュトゥットガルトからフィオレンティーナに加入し、2028年夏までの現行契約を有する『左利きの右サイドを主戦場とする WG』です。

 ニコ・ゴンサレス選手のセールスポイントは「2023/24 シーズンのセリエAで29試合1913分に出場して12得点2アシスト」の即戦力。その一方で不安要素は「現在がキャリアピーク(で伸び代は多く残されてはいないこと)」です。

 『移籍金総額4000万ユーロ弱で買取義務が付随した期限付き移籍』が予想されることから、「契約期間全体での費用対効果が見合うか」で評価されるべきでしょう。

 

 ユベントスは今夏の移籍市場でスーレ選手を売却してしまっているため、コンセイソン選手とN・ゴンサレス選手が “ユベントスの選手として” 出色の活躍をしても「スーレの方が費用対効果に優れる」との批判が付きまとう形になります。

 ユベントスのフロント陣が「継続的な収益改善を放棄した」と見なされる可能性のある移籍市場での取引を敢行するのかにも注目です。