ユベントスは公式サイト上でダニエレ・ルガーニ選手がオランダのアヤックスに期限移籍すると発表いたしました。期間は 2024/25 シーズンで買取オプションなどは付随していません。
トスカーナ州ルッカ出身のルガーニ選手は1994年7月生まれの30歳。エンポリの下部組織で育ち、ユベントスとの共同保有を経た後の2015年夏にユベントスのトップチームに加入した CB です。
その後はスタッド・レンヌとカリアリに期限付き移籍をしていた 2020/21 シーズンを除いてはユベントスに在籍。
2024年夏に契約は満了する予定だったものの、2023/24 シーズン終了後の5月末に『2026年夏までの新契約』を締結していました。
ところが、新たに就任したチアゴ・モッタ監督の下ではプレシーズン・トレーニング初日から構想外。チームとは別メニューで調整し、新天地の模索を強いられる「チグハグなチーム編成」を露呈していたことは否めません。
そうした立場にあったルガーニ選手の新天地となったのはオランダの名門アヤックス。
アヤックスは “ルガーニ選手と同じルッカ県の出身であるファリオリ監督” をフランスのニースから新監督として招聘しており、この要素が移籍を後押ししたとも言えるでしょう。
ルガーニ選手はファリオリ監督の下で 2024/25 シーズンはオランダ・エールディビジに挑戦することになりました。
変革期を迎えているアヤックスは 2023/24 シーズンの大不振からの脱却を要求されており、ルガーニ選手に与えられる時間はそれほど多くはないでしょう。
“助っ人” としてチームに大きな手を差し伸べ、ルガーニ選手自身の評価を高めるシーズンを過ごして欲しいと思います。