『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリアの主要メディアがユベントスから構想外を通告されたルガーニ選手がオランダのアヤックスに期限移籍することを前提にメディカルチェックを受ける予定と報じています。
そもそも論として、「 “今夏で契約満了だったルガーニ選手” と契約を2年延長したのか」が問われるべきでしょう。
ルガーニ選手は1994年7月生まれの30歳。エンポリとの共同保有を経て2015年夏にユベントスに加入し、スタッド・レンヌやカリアリに期限付き移籍をした 2020/21 シーズンを除いて在籍し続けている CB です。
ユベントスとの契約は「高給で費用対効果が見合わなかったこと」や「飲酒運転による量刑を巡る訴訟」を理由に『2024年夏の契約満了を以って終了』が有力視されていました。
しかし、ユベントスはシーズン終了後に2026年夏までの新契約を締結。
新監督の意向を踏まえての契約延長かと思いきや、構想外が通告されて選手は新天地探しを強いられる “カオスな状況” となっています。
そのルガーニ選手に興味を示したのは “昨シーズンにフランス・ニースで評価を高めたイタリア人のファリオーリ監督” が率いるオランダの名門アヤックス。
期限付き移籍での獲得に向けて動いており、選手側も前向きであることから移籍が実現する可能性は大いに存在します。
現地8月19日にアムステルダムでのメディカルチェックが予定されているとも報じられていることから、ルガーニ選手は同日にトリノで行われるセリエA第1節コモ戦の招集メンバーからは外れると思われます。
ルガーニ選手の去就がどのような結末を迎えるのかにも注目です。