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スカナヴィーノ CEO:「競争力を保持して勝つことが目標であり、野心であることに変わりない」

 ユベントスのスカナヴィーノ CEO が『トゥット・スポルト』の独占インタビューに応じていましたので、発言の概要を紹介いたします。

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マウリツィオ・スカナヴィーノ CEO:
「ドイツでの合宿はチーム全体、監督コーチ陣、技術スタッフ、サポートスタッフが団結する素晴らしい時間でした。全員が熱意を持って参加し、取り組んでくれたことを私は高く評価しています。

 私達はチアゴ・モッタに素晴らしい感情を抱きました。私達はあらゆる状況を1歩ずつ共有できています。ドイツでの1週間では1日に何度も顔を合わせ、技術的な問題、全般的なテーマ、単なる雑談など有意義に過ごすことができました。

 端的に言うと、非常に献身的で決意が強く、細部にまで気を配る非常に野心的な人物像が見えて来ました。また、彼は強い個性を持っています。選手達とは率直かつ直接コニュニケーションを取る術を持っています。

 知っての通り、チアゴ・モッタは単刀直入に言います。これは高く評価されることです。誰もがポジティブに自分のリズムで仕事に取り組んでくれるからです。

 

 私とジュントリのハーモニーはチアゴ・モッタが監督業に集中している事実から来ていると言えるでしょう。

 クラブ内での役割の明確化が基本要素です。スポーツ部門とより伝統的な部門の両方でそのように言えます。チアゴ・モッタは監督としての役割を明確に理解していますし、役割を超えたことを理解するのに積極的です。

 私は専門家ではありませんし、評価をする方に慣れています。チアゴ・モッタにとってチームやグループを設立する基盤は個人間の協調に依存していることは明らかです。

 

 一般的に新規獲得選手の特定は技術的評価、特定のニーズ、プロフィールからです。その後、スカウティングで絞り込まれ、SD と監督の間で共有されます。

 その時点で獲得候補リストが作られ、与えられた予算に基づき希望する契約形態を選択します。若き才能と確立された選手やトップ層との融合が念頭にありますし、コストと潜在性を両立するための集約が鍵になります。

 選手が特定された後はクリスティアーノ(・ジュントリ FD)が交渉を開始し、そこから彼と私の間で会話が毎日行われます。

 ジュントリは偉大な才能のスカウティング能力を有しています。加えて、私達のニーズ、他者の要求、選手の願望、代理人の介入など、複雑かつ困難な交渉をまとめる能力があります。

 彼は形式的で透明性のある行動をする方法を知っていますが、移籍市場のような世界ではさらなる困難になる可能性はあるでしょう。

 

 競争力と持続可能性はスローガンではありません。正しい方法で解釈されなければならない概念です。利益のみを追求した邪悪なアプローチではありません。

 競争力を保持して勝つことが私達の目標であり、野心であることに変わりないのです。

 余剰戦力?今日に彼らを売却するのは困難です。適切な売却先を見つける必要がありますが、イタリアに限らず市場がどこも動いていないのです。FFP の関係でどのクラブも購入には慎重です。

 Next Gen は依然として絶対的に重要資産です。非常に非常に重要な投資が何年も行われ、それが最初の果実となっています。進歩が見られる重要な投資ですし、才能の育成のために継続します。

 ただ、誰もがユベントスの役割を果たせる訳ではありません。一部の選手は移籍市場で再投資を行うための資金を得るために利用されることになります。

 

 UEFA の目的が経済的競争力を平準化するのではなく、チームに経済的持続力を持たせることだと私は信じています。

 Next Gen と女子チームのための新スタジアム計画はまだ存在します。今シーズン中ではないにしても、来シーズンから即座に分析を開始するプロジェクトです。具体的なことは言えませんが、考えはあります。

 女子チームへの熱意?もちろん、以前と同じです。未開発の大きな可能性があるからです。技術的な成長を遂げ、商業スポンサーを誘致する必要があります。スペインが良い例です」