スウェーデン・ヨーテボリで行われたアトレティコ・マドリードとの親善試合は後半に2得点を奪ったアトレティコに軍配が上がりました。
先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。
Atletico Madrid 【3-4-2-1】 |
Juventus 【4-2-3-1】 |
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GK | 1: モルドヴァン | 29: ディ・グレゴリオ |
DF | 24: ル・ノルマン 20: ヴィツェル 3: アスピリクエタ |
27: カンビアーゾ 4: ガッティ 3: ブレメル 32: カバル |
MF | 14: ジョレンテ 5: デ・パウル 6: コケ (C) 12: リーノ |
5: ロカテッリ (C) 19: テュラム |
7: グリーズマン 17: リケルメ |
22: T・ウェア 26: D・ルイス 15: ユルディズ |
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FW | 9: スルロット | 9: ヴラホヴィッチ |
アトレティコのシメオネ監督は 3-5-2 を選択。新戦力のル・ノルマン選手が右 CB、スルロット選手が CF で先発する陣容で試合を迎えます。
対するユベントスのチアゴ・モッタ監督は 4-2-3-1 を選択。ボローニャ時代に採用したカンビアーゾ選手を右 SB で起用し、CB はガッティ選手とブレメル選手のコンビで試合に臨みます。
最初に決定機を作ったのはアトレティコ。7分に左サイドからのロングフィードに反応したジョレンテが侵入して右足ボレーを放つも、GK ディ・グレゴリオが身体に当ててブロック。
アトレティコは18分に右サイドから侵入したグリーズマンがシュートも右ポストを直撃。直後の20分には右サイドからのクロスにリーノが合わせたが、スルルットが触れずに見送ったシュートは枠のわずかに左へと逸れる。
そのスルロットは38分にリケルメからのクロスに合わせてエリア内に侵入してヘディングシュートを放つも、勢いを欠いたシュートはディ・グレゴリオが難なくキャッチする。
対照的にユベントスは直後の39分にテュラムのワンタッチフィードに反応して裏のスペースで追い付いたT・ウェアが折り返しのクロス。しかし、ヴラホヴィッチが右足で放ったシュートはゴール左へと逸れてしまう。
結局、前半は両チームともに均衡を破れずに 0-0。ユベントスは枠内シュートも0本という結果で折り返す。
後半はアトレティコのシメオネ監督がハーフタイム明けに4選手を交代。すると、この采配が的中する。
アトレティコは48分にマンダーヴァがカンビアーゾの裏に浮き球フィードを送ると、追い付いたリーノが折り返しのクロス。A・コレアはシュートを空振りしたが、フォローに入っていたJ・フェリックスが冷静に突き刺して1点を先制する。
対するユベントスは59分にアトレティコのクリアミスがユルディズの足元に転がり込んでくる幸運が訪れたが、シュートは相手 DF が残し足に当ててブロックに成功。同点とはならず。
ユルディズは77分にもカットインから勢いを活かしてシュートを放つも、これは GK モルドヴァンの正面を突いてしまう。
すると、84分にユベントスはターンに失敗したファジョーリがボールロスト。このプレーで浴びたカウンターから最後はカバルがシメオネを倒して PK を献上。この PK をA・コレアがゴール左に決め、スコアは 2-0 となる。
残された時間でユベントスに反撃する力は体力的にも残っておらず。試合はこのまま 2-0 で終了した。