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スーレ:「2024年1月にユベントスが売却を試みた際に将来に何が待ち受けているのかを悟った」

 今夏の移籍市場でユベントスからローマに完全移籍をしたスーレ選手が『コリエレ・デッロ・スポルト』からのインタビューに不満を吐露していましたので、発言の概要を紹介いたします。

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マティアス・スーレ選手:
「ユベントスに関しては辛い点です。2023/24 シーズンの最初の数ヶ月はビアンコネーリを離れることについて考えていませんでした。

 フロジノーネで良いプレーをし、そのユニフォームに袖を通すことに集中していたからです。その一方で2024年1月にクラブが私をアラブのクラブへ売却したことを知りました。

 行く気はなかったですし、私の将来に何が待ち受けているのかははっきりしました。失望はしましたが、その後は状況を受け入れました。

 チアゴ・モッタは素晴らしい人物です。私に寄り添い、アドバイスもくれました。彼はプランや攻撃面で私を高評価していました。

 しかし、私を売却して資金調達をするとの決断が下されたのです」

 




 

 スーレ選手の発言内容が概ね事実であるなら、「チーム編成の責任者であるジュントリ FD と現場の責任者であるチアゴ・モッタ監督は意思疎通が上手く取れていない」と言わざるを得ないでしょう。

 “2024年1月の時点で” クラブがスーレ選手を『売却対象』に指定していたのであれば、ハイセン選手と同様に「2024年夏のドイツ遠征には不参加」にすべきだったからです。

 また、FW 陣で構想に入っているのはヴラホヴィッチ、ユルディズ、T・ウェアの3選手のみ。この陣容では交代策を活用することはできません。

 交代采配による戦術の幅を狭めることは得策ではありませんし、移籍市場が開いている残された期間で選手層をどのように修正するかがポイントになるでしょう。

 

 選手放出による “火種” を作ってしまっているだけにカンピオナートなどで対戦した際にどのような結末を迎えるのかに注目です。