ユベントスは公式サイト上でマーリー・アケ選手のイヴェルドンへの完全移籍が決定したと発表いたしました。イヴェルドンからは2027年夏までの契約を締結したと発表されています。
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アケ選手は2001年1月生まれの23歳。フランス・ベジエ出身の WG でマルセイユの下部組織で育った後の2021年1月の移籍市場でトンギャ選手との交換トレードでユベントスに加入しました。
不運だったのは2022年夏のプレシーズンマッチで足首を骨折。シーズン前半戦を棒に振り、翌 2023/24 シーズン前半戦に期限付き移籍をしたウディネーゼでも満足な出場機会を得ることはできませんでした。
転機となったのは2024年1月にスイスのイヴェルドンに期限付き移籍をしたことでしょう。リーグ戦17試合1256分で2得点を記録し、チームの残留に貢献したからです。
ただ、アケ選手はユベントスのトップチームでは構想外。今夏の移籍市場ではヴェローナから獲得したカバル選手との交換トレードが噂されていましたが、実現はせず。
結果的に「直近の半年間に所属していたイヴェルドンへの完全移籍」となりました。
ヴェローナでは「周囲からの信頼を得ること」が必要になりますが、アケ選手が昨シーズンの後半戦に所属していたイヴェルドンではその必要はありません。この意味でより大きな成長曲線を描くことが期待できるでしょう。
ユベントスでは不遇のキャリアを過ごす結果となってしまっただけにアケ選手の今後の選手キャリアには幸運が訪れて欲しいと思います。