NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

ユベントス、恒例の旧ヴィッラール・ペローザはトップチームが 4-0 でBチームを下す

 夏の恒例行事となっているユベントス内での “親子ゲーム” が2025年夏も開催され、今年は選手のゴールを皮切りに4得点を奪ったトップチームが 4-0 で勝利しました。

 試合に先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

PR

 

表:先発した選手(2024年夏の旧ヴィッラール・ペローザ)
  トップチーム
【4-2-3-1】
Next Gen
【3-4-2-1】
GK 29: ディ・グレゴリオ 1: ダッファラ
DF 6: ダニーロ (C)
4: ガッティ
3: ブレメル
27: カンビアーゾ
2: サヴォナ
6: F・ゴンサレス
5: ムハレモヴィッチ
MF 5: ロカテッリ
19: テュラム
22: T・ウェア
26: D・ルイス
15: ユルディズ
7: クドリッジ
4: ペーテルス
8: オウス
3: ローヒ
10: ジェッラ
11: ムバングラ
FW 9: ヴラホヴィッチ 9: マンチーニ

 チアゴ・モッタ監督は 4-2-3-1 を選択。ガッティ選手とブレメル選手が CB でコンビを組み、中盤はロカテッリ選手に新戦力の2選手を起用する布陣で試合に臨みます。

 対するBチーム(= Next Gen)のモンテーロ監督は 3-4-2-1 を選択。中央および中盤を厚くする選択をして試合を迎えます。

 

 トップチームは11分にカンビアーゾからの縦パスを受けたユルディズが左サイドからカットインを仕掛けて右足で枠内シュート。しかし、GK ダッファラの正面を突いてしまう。

 16分にはT・ウェアが右サイドを持ち出したところをインナーラップして来たガッティにラストパス。だが、このシュートも飛び出して来た GK ダッファラに阻まれてゴールとはならず。

 スコアが動いたのは26分。攻撃参加をしたダニーロからの縦パスをペナルティーエリア手前でロカテッリがポストプレーでダニーロに返すと、ダニーロのシュートがムハレモヴィッチに当たって軌道が変わり、そのままゴールイン。トップチームが均衡を破る。

 30分には右サイドを持ち上がったT・ウェアが勢いを活かしてミドルシュート。GK ダッファラは股下に飛んで来たシュートをスムーズに対処できず、ボールはゴールへと吸い込まれ、スコアは 2-0 となる。

 コートサイドを入れ替えた事実上の後半でもトップチームの攻勢は緩まない。

 38分に右 CK をショートコーナーで再開するとパスを受けたユルディズが強烈なミドルシュートをニアサイドに突き刺し、3-0 とリードを3点に拡大する。

 直後の40分にはテュラムが少し距離のある位置からのコントトールショットを決めて4点目。52分には速攻からヴラホヴィッチにチーム5点目のチャンスが訪れるも、左足でのシュートは枠を捉えず。

 すると、56分頃に “お約束の” 観客乱入が発生。試合はここで打ち切りとなり、トップチームが 4-0 で大勝した。

 




 

 チーム内での紅白戦ですから、得点が入りやすいのは両チームの監督も想定内でしょう。ただ、「相手の攻撃を受ける時点で守備陣系が整い切っていない場面が散見されること」は懸念点になるはずです。

 公式戦ではないため、ハードタックルは “自重” すべきです。しかし、「セットプレー時のポジショニング」や「相手の攻撃を迎撃する際の守備体系」が乱れたままで開幕を迎えたくはありません。

 したがって、両チームともに「このままでは公式戦での対戦相手に突かれるであろう脆弱点を的確に修正できるか」がシーズン序盤戦での課題と言えるでしょう。

 トップチームは守備の足並みが揃っていないため、『技巧派ドリブラー』との相性が良くない状況にあるからです。

 

 トップチームは今週末のアトレティコ・マドリードと親善試合を経て、来週末に 2024/25 シーズンのセリエA開幕節を迎えます。残りのプレシーズン期間で良い準備を行うことができるのかに注目です。