イタリア中部のペスカーラで行われたブレスト(フランス・リーグアン所属)との親善試合に 2-2 で引き分けたユベントスのチアゴ・モッタ監督およびロカテッリ選手による試合後コメントを紹介いたします。
チアゴ・モッタ監督:
「ニュルンベルクよりも良い出来でした。準備の一部分ですし、もう少しトレーニングの必要のある選手達も到着しました。私達が示した改善に満足しています。
キエーザや招集されずに残ることになった選手達へは明確です。私達は良い選手達を擁していますし、彼らはコンスタントにプレーすることに慣れています。
別の場所でならプレー可能かもしれないですし、クラブは彼らのために解決策を模索しています。彼らは全員の利益のためにそうすべきでしょう。キエーザ?決断は下されました。付け加えることはありません。
私達は情熱を与えてくれるティフォージに感謝しています。ティフォージを必要としていますし、日々改善し、すべての人々に喜びと幸せを与えたいと思っています。
この試合で重要だったこと?良い準備ができていますし、念頭に置いた試合での改善もありました。好調なチームとの対戦でしたし、もう少し何かができたとしても拮抗した試合でした。
ドウグラス・ルイスは他の選手達と同様に良い入りを見せました。到着は遅かったのですが、加入に満足しています。
ロカテッリはプレー済みですし、知的で対応力があります。私達の試合では静的であってはならないですし、組織化が進行したとしても常に変化が必要です」
マヌエレ・ロカテッリ選手:
「残念です。私達は最後にゴールを許してしまいました。しかし、全体としては良い試合でした。
私達は新たなスタッフ陣とともに熱意を持って取り組んでいます。彼らは誠実で明確なアイデアを持った人々です。良い仕事をする余地があると思います。
忍耐と誠実さを持ち合わせていなければなりません。勝つために働き、トレーニングを行います。謙虚さを保ちながら、1歩ずつ進んで行く必要があります」
ニュルンベルク戦の内容(と結果)が悪すぎたので、「ニュルンベルクよりも良かった」はあまり意味を持たないでしょう。チームの仕上がりに対する “最初の評価” を下すのは来週のアトレティコ・マドリード戦からで十分と思われます。
チーム戦術面に関しては「相手が最終ラインまで食い付いて来ず、『擬似カウンター』を発動できない試合展開に陥った際にどうするか」が注目点です。
この問題はピルロ監督の時も直面していました。
自分達で仕掛けないことにはスコアは 0-0 から動きません。“勝利を目標に掲げるチアゴ・モッタ監督のチーム” が「DF ライン裏のスペースを使われるリスクを取って攻撃に出るか」が注目点になるのです。
現地8月11日に予定されているアトレティコ・マドリードとの親善試合でのチームとしての仕上がりがどのようになっているのかに注目です。