ユベントスは公式Ｘ（旧ツイッター）などで現地7月23日にキエーザ選手がシーズン前の恒例行事であるメディカルチェックを終え、コンティナッサの練習場での個人トレーニングを開始したと発表いたしました。
合流の遅れは自身の結婚式によるものです。
EURO 2024 にイタリア代表として参加していたガッティ、カンビアーゾ、ファジョーリの3選手は7月20日からのドイツ遠征に招集されたこととは対照的にキエーザ選手は不参加となりました。
これは7月20日にキエーザ選手の結婚式が予定されていたからで他意はありません。
EURO 2024 の決勝戦は7月14日に予定されており、前回王者であるイタリア代表の一員として大会連覇に臨む選手が “大会期間中に” 自身の結婚式の予定を入れることは避けるでしょう。
だから、キエーザ選手のチームへの合流が他のイタリア代表選手と比較して遅れるのは止むを得ないことなのです。
そのキエーザ選手は現地7月23日（火）にＪメディカルでのメディカルチェックを受診。チェック後はコンティナッサの練習場で個人トレーニングを開始しています。
チームの構想から外れている選手（≒ チームが今夏の移籍市場での売却を試みている選手）は『別行動』が基本ですし、公式サイトなどでトレーニングに参加する様子が紹介されることは稀です。
したがって、キエーザ選手は “現状では” 戦力としてカウントされているのでしょう。
チームがドイツ遠征から戻ってくる27日（土）以降にチアゴ・モッタ監督などとの会談を行い、現時点での評価や立ち位置が告げられるものと思われます。
キエーザ選手は現行契約が2025年夏までで残り1年。今夏の移籍市場が開いている間に “去就の方向性” を出す必要があるため、8月上旬までには方向性が定まることになるでしょう。
どのような結末が待ち構えているのかにも注目です。
