『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによりますと、プレミアリーグに復帰したレスターがスーレ選手の獲得に興味を示しているとのことです。移籍金3000万ユーロ前後での交渉が行われることになるでしょう。
アルゼンチン出身のスーレ選手は2003年4月生まれの21歳。
2020年1月にユベントスに加入し、プリマヴェーラとBチームを経て 2023/24 シーズンはフロジノーネ(セリエA)に期限付き移籍をしていた右サイドを主戦場とする左利きの WG です。
フロジノーネで記録したセリエAでの成績は36試合3141分で11得点3アシスト。この実績を基にビッグクラブでポジション争いをすることが 2024/25 シーズンの目標であることは言うまでもないでしょう。
ただ、財政難であるユベントスはスーレ選手を『非売品』と見なしていないため、移籍報道が出続ける状況となっています。
現状ではプレミアリーグに復帰したレスターが接近中。昨シーズンのフロジノーネで同僚だったオコリ選手(※ 保有元のアタランタから移籍金1400万ユーロでレスターに完全移籍)も勧誘に乗り出しています。
現在の提示額は推定で2500万ユーロ。ボーナス込みで総額3000万ユーロ超の移籍金が提示されれば、ユベントスは移籍を容認する可能性が高いと思われます。
レスターは左サイドのマヴィディディ選手が攻撃を牽引中。ただ、マヴィディディ選手に “おんぶに抱っこ” では攻撃が機能不全に陥ることは避けられません。
その対策として “右サイドを主戦場にする左利きのスーレ選手” に白羽の矢が立ったものと思われます。
ちなみに、マヴィディディ選手はユベントスがBチームを発足した際の初期メンバー。トップチームデビューをユベントスで果たしている選手です。
他クラブから関心を寄せられているスーレ選手が自身の去就をどのように判断するのかに注目です。