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【試合後コメント】 2022/23 セリエA第36節 エンポリ対ユベントス

 スタディオ・カルロ・カステッラーニで行われた 2022/23 セリエA第36節エンポリ戦に 4-1 で敗れたユベントスのアッレグリ監督による試合後コメントを紹介いたします。選手によるコメントはありません。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「メンタル面は重要です。試合の15分前には2位だったのが勝点59に減らされていたのです。

 最初の状態でプレーすることが第1であり、勝利する義務を負ってプレーするのは別物です。私達が頭を出すたびに危険にさらされるのです。正当化されませんが、このチームへのブレーキが働いているのでしょう。

 どこでプレーをしているのかを知らなければなりませんし、クラブと話し、現実を許容しなければなりません。私達がしてきた良いことを失うことはできません。重要なのは全員が揃うことです。ユーヴェを見捨てるのは卑怯です。

 怒りを覚えていますし、失望しています。追いかけるために大きな労力を要しましたが、チームを責めることは何もありません。

 勝点10剥奪の影響?引きずりますよ。この件に終止符を打って私達がどこにいるべきなのかを教えて欲しいですね。働く人々に対する敬意を欠いていますし、私達は決断しなければならないのです。

 2ヶ月前に判決が確定していれば良かったですね。少なくとも私達はどういう死に方をするのかを分かっていたのですから」

 




 

 第19節アタランタ戦と同じで FIGC による勝点剥奪処分が露骨に影響した試合内容となりました。この状況下で普段どおりのプレーをすることは困難でしょう。

 「徒労に終わったシーズン」と総括される可能性が高く、そうした状況下でもパフォーマンスが期待できる “傭兵タイプのプロフェッショナル” がチームにはいないからです。

 今節エンポリ戦では「開始15分までに手にしたチャンスで先制」することができていれば、勝利を手にする可能性はあったと思われます。しかし、PK 献上からの失点はメンタル的なダメージを負っているチームは痛すぎました。

 ダニーロ選手のようなリーダーが不在で立て直しを図ることができなかったからです。

 

 現状のユベントスに「2022/23 シーズンのストロング・フィニッシュ」を期待することは酷でしょう。極めて難しい状況に直面した中でチームがどのような形でシーズンを終えるのかに注目です。