2022/23 セリエA第36節エンポリ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「差し戻し審での判決については何も考えていません。勝利を取り戻すため、木曜日のセビージャ戦での敗戦を払拭するためにエンポリに向かわなければなりません。
4位以内で終えるために外部がどうであれ勝点3が必要なのです。重要なのは2位で終えることです。ピッチ上での目標を達成するためにグループ全体が働かなければならないのです。
経営陣とは毎シーズンと同様に話をしました。カルヴォ CFO とスカナヴィーノ CEO とは日々話し合っていますが、重要な3試合が残っている状況で将来のことに触れるのはナンセンスです。
外部で何が起きるのかを決めるのは私達ではありません。他者の決定を待つしかないのです。
来季?契約を2年残していますし、自分の選択では 100% 残ります。他人のためではなく、自分のための決断を下します。
チームはヨーロッパリーグ敗退からのリアクションを示す必要があります。過去2年は4位でしたから今季は2位の座を死守しなければなりません。
シュチェスニーの試合後コメント?試合後は感情的な要因が多々あります。セビージャでチームはすべて正しいことをしました。6〜7点を決めるのは簡単ではありません。
セビージャでは120分のプレーをしましたし、チームは回復しています。セビージャ戦では起用できなかった選手たちも明日の試合ではプレーできるでしょう。
ヴラホヴィッチは発熱がありました。ラビオは疲労困憊です。ミレッティ、ケーン、ミリクは少しプレーしました。それからダニーロは不在です。
明日は安全圏にいるものの輝かしいエンポリを相手に勝点を獲得しなければならないという構図です。
(親会社である Exor の会長でアニェッリ家の総帥でもある)エルカン会長の(スポーツ面はアッレグリを中心に据えるとの)発言は私を喜ばせるものです。ユベントスでもミランでもカリアリでも利用される立場でしたから。
監督はピッチ上だけでなく、クラブとともにスポーツ・マネージャーとしてピッチ外でも結果を出せる最善の選択をしなければなりません。当たり前のことです。クラブはその評価を下し、私は自分の選択をします。
セビージャ戦では技術的な選択を間違えた?説明することは何もありません。シュチェスニーが何を言ったのかは知りませんが、イタリア語を良く知らないので言葉の選択を間違えたのでしょう。
もっと上手くプレーできたでしょうし、もっと悪くもなり得たのです。今シーズンはあまり運には恵まれていませんね。いずれにしても最終的にはクラブが決断を下すことでしょう」