2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ準決勝セビージャ戦（ファーストレグ）を控え、アッレグリ監督とディ・マリア選手による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督：
「このような大会に慣れているクラブが静かに敗退することはありません。私達は良い試合を必要としています。
ピッチ外での出来事に関しては分かりませんが、私達には何者にも傷つけられない鎧があります。この1年で私達に起きたことは私達をより強くするものです。
ヨーロッパリーグとリーグ戦4試合が残されています。ピッチ上では常にベストを尽くさなければなりません。ヨーロッパリーグ決勝に進出し、セリエＡは2位で終えたいのです。そのために賭けているのです。
チームは全体が良い状態です。決断は難しくなるでしょう。ベルガモではヴラホヴィッチとキエーザも良いプレーをしました。セビージャ戦でも似た展開になるでしょう。途中出場する選手が鍵を握ると思います。
私達はアタランタ戦での姿勢を必要としています。レッチェやボローニャも偉大な敬意を得るに値するチームです。
人種差別チャントを浴びたことは選手たちにとって良いことではありません。無視する強さがあっても良いと思います。責任者が罰するでしょうから。
私達は11人で守ります。セビージャの弱点を突くことができるベストの形を準備するつもりです。準決勝ですし、難しい挑戦になるでしょう。
結果が要求される一発試合でディ・マリアは常に主役でした。彼のキャリアがそれを物語っています。
ミリクは私にとってサプライズではありません。彼のことは良く知っていたからです。性格の面では彼がやっていることに満足していますし、これからやろうとすることに期待しています。
DF で欠場するのは筋肉に張りを覚えたブレメルだけです。他の選手は全員良好です。
私達は全員が決勝に進出したいと思っています。困難な1年でしたし、チームはメンタル面でも非常に良いパフォーマンスを披露しました。しかし、残された20日間が最も重要なのです。
決勝に進出できなったのであれば、他のチームが優れていたということです。
アンヘル・ディ・マリア選手：
「話したいことはたくさんありますが、私の頭の中はセビージャ戦のことだけです。私達はセビージャのことを考えていますし、何が起きるのかを見ましょう。
チャンピオンズリーグ出場権が絡むピッチ外の出来事に私は関心がありません。制裁はないものと認識し、リーグ2位だと考えてカンピオナートに集中しています。ピッチ上で勝点を獲得できるかは私達次第です。あとはクラブの範疇です。
私はベンフィカ時代に出場していますし、トロフィーを獲得するために集中しています。私にとってはトロフィーが最も重要です。
シーズン序盤は負傷もあり、100% ではなかったことで難しい時期でした。今は勝たなければなりませんし、ティフォージのためにも決勝に駒を進めたいと思います。
アッレグリ監督も素晴らしい監督です。私達にハードワークを求めますが、以前とは異なっています。リズムを掴めていますし、私は良いレベルにあると思います」
