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ユベントスとラビオの契約延長交渉は4月下旬以降に実施の方向で調整?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスとラビオ選手の契約延長交渉は CONI (イタリア五輪委員会)の裁定が出た後の2023年4月下旬以降に行われるとのことです。

 残留の可能性が現実的に残っていることがユベントスにとって「ポジティブ」と言えるでしょう。

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 ラビオ選手を取り巻く状況を整理すると以下のようになります。

  • どのクラブとも 2023/24 シーズン以降の正式契約は締結していない
  • ユベントス(やトリノでの生活)に不満は見られない
  • 「CL 出場」と「年俸(=1000万ユーロ?)」が要求事項

 選手サイドは「要求は妥当」と言えるだけのパフォーマンスを示しています。それだけにユベントスがラビオ選手を引き止められるかは「クラブを取り巻く環境次第」と言えるでしょう。

 

 クラブを取り巻く環境が明らかになるのは4月19日に予定されている CONI のスポーツ保証委員会による「勝点15剥奪の処分に対する正当性への裁定」が出された後です。

 裁定が出た2023年4月下旬以降であれば、「セリエAで4位以内に入る可能性」や「ヨーロッパリーグ優勝の可能性」がどのぐらい存在するのかが今現在よりも明らかになっています。

 5月上旬までに『新契約』の交渉を済ませておき、「2023/24 シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合は『新契約』の内容で契約延長に応じる」との事前契約を締結しておくことも可能なのです。

 実際には口頭合意の形になるでしょうが、選手側が希望している条件が現実的な要求であることを考えると「契約延長の可能性は十分に残っている」と言えるでしょう。

 

 ちなみに、ラビオ選手は『トゥット・スポルト』からのロングインタビューで「子供の時に憧れたのはスティーブン・ジェラードでリヴァプールを見ていた」と語っています。

 そのリヴァプールは今季のプレミアリーグで苦しんでおり、来季のチャンピオンズリーグ出場権が獲得できるかはギリギリの状況です。こうした要素もラビオ選手の去就に少なからず影響しているのでしょう。

 どのような結末を迎えることになるのかに注目です。