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【試合後コメント】 2022/23 セリエA第26節 ユベントス対サンプドリア

 アリアンツ・スタジアムで行われた 2022/23 セリエA第26節サンプドリア戦に 4-2 で勝利したユベントスの監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「2-2 になった場面?このようなことが起きるのは私達の経験が不足していたということです。2点のリードを手にした後はスペースを使ってパスやプレーを選択し、10分間を経過させる必要がありました。

 リスタートを取ったのにファールをしなかったのです。あのような場面ではもっと注意しなければなりませんし、デリケートなものです。2点のリードで前半を終えるべきでした。

 ポグバは今朝の PK 練習で内転筋に不快感を覚えました。来週の木曜と日曜の試合は欠場します。この件は代表戦ウィークによる中断明けに話すことになるでしょう。

 デ・シリオ?空中戦の要員が欲しかったので交代させました。デ・シリオは元気です。ボヌッチをハーフタイムで下げた理由は打撲です。明日の朝に状態を検査します。

 ブレメルは膝蓋腱に不快感を覚えたことで交代を希望しました。木曜日の試合での起用についてのリスクはありません。彼は元気です。

 ヴラホヴィッチは技術的に良いプレーをしていました。彼は成長しています。ユーヴェに加入してまだ1年ですし、彼もバランスを見つけなければなりません。

 逸る気持ちを抑え、落ち着かなければならないのです。焦ってはならないと言うのは悪いアドバイスです。

 バッレネチェア?良い前半をプレーしていました。中盤を3枚で構成する形は経験不足で少し厳しかったのかも知れません」

 

アドリアン・ラビオ選手:
「責任を負わなければなりませんし、2点目の時のように1人でやり切る必要がある時はそうしなければなりません。

 前半に関しては満足しています。許してはならない2失点がありましたが、これは常に最大限でなければならない頭と集中力の問題です。

 後半に見せた試合は良いものでした。フライブルク戦に向けた良い準備をするためにも勝たなければならなかったからです」

 

マティアス・スーレ選手:
「セリエAでプレーした時から得点を待ち望んでいましたし、感動で涙が溢れました。最初に思ったのは家族のことです。

 アッレグリ監督にはトップ下として上手くプレーすることを求められましたが、守備面に関しても要求されました。本当にデリケートな瞬間でした。

 ディ・マリアは多くのアドバイスをしてくれますし、彼から常に学ぼうとしています。彼やチームメイトとトレーニングをすることは誇らしいです。

 私はボールをキープし、ライン間でプレーすることを好みます。チームを助けることに挑戦していますし、選手・コーチ・スタッフ陣が私を日々助けてくれています」

 




 

 ヴラホヴィッチ選手は不運な部分が強調されたことでノーゴールとなりましたが、プレーの内容はそこまで悪くありませんでした。なので今度は幸運が訪れると思われます。

 一方で “チームとして” 2点のリードを手にした後に「立て続けに失点をしたこと」は反省しなければなりません。

 経験値の少ない若手選手が『局面で要求される最適なプレー判断』を常に選択できないことは想定内です。それをフォローするために “経験と実績のあるベテラン選手” がアッレグリ監督の下で重用されているのです。

 エピソードが絡む形での失点は止むを得ない部分があります。ただ、立て続けに数分間で2失点を喫して同点に追い付かれてしまったのですから、試合運びの改善は欠かせないでしょう。

 

 また、気がかりなのは DF 陣などで負傷者が出始めていることです。来週も木曜日のフライブルク戦から中2日でセリエAの試合が組まれているため、選手起用が鍵になると考えられるからです。

 アッレグリ監督が選手のコンディションを的確に見極め、良い采配をすることができるのかに注目です。