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2022/23 セリエA第21節サレルニターナ戦、主審はアントニオ・ラプアーノ

 イタリア審判協会は公式サイト上で 2022/23 セリエA第21節を担当する審判団を発表いたしました。サレルニターナ対ユベントス戦の主審はアントニオ・ラプアーノ(Antonio Rapuano)氏です。

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 エミリア=ロマーニャ州リミニ出身のラプアーノ氏は1985年4月生まれの38歳。今季のセリエAでは主審を7試合で担当しています。

表1:ラプアーノ主審が担当したユベントス戦
日時 Serie A 対戦カード
2022/08/15 2022/23
第1節
ユベントス v サッスオーロ
[3 - 0]
日時 Serie A 対戦カード
2021/08/22 2021/22
第1節
ボローニャ v サレルニターナ
[3 - 2]
2021/11/07 2021/22
第12節
ラツィオ v サレルニターナ
[3 - 0]

 ラプアーノ氏がユベントス戦での主審を担当するのはキャリア2試合目。今季のセリエA開幕節サッスオーロ戦以来のことで、試合はユベントスが 3-0 と快勝している相性の良い審判員です。

 一方のサレルニターナは 2021/22 シーズンの前半戦にラプアーノ氏が主審を務めた試合を2試合戦っていますが、どちらも3失点を許す敗戦を喫しています。ただ、今回は初めてのホーム戦であり、流れを変えられるかがポイントになるでしょう。

 

 なお、ラプアーノ氏とともに試合を担当する副審はダミアーノ・マルガーニ(Damiano Margani)氏とアレッサンドロ・チプレッサ(Alessandro Cipressa)氏。第4審判はルカ・マッシミ(Luca Massimi)氏。

 VAR はダニエレ・ドヴェリ(Daniele Doveri)氏、副 VAR はダニエレ・パテルナ(Daniele Paterna)氏が担当すると発表されています。

 ドヴェリ氏が VAR を担当するのは今季3試合目。第19節ヴェローナ対レッチェ戦以来の担当です。ラプアーノ氏とのコンビは今季初ですが、VAR の介入に対してナーバスになる必要はないでしょう。

 ただし、ビッグクラブの選手や監督に対しても躊躇なく退場させる “Mr. レッドカード” のラプアーノ主審には注意を払っておいて損はありません。

 

 ユベントスはカンピオナートでの失点を止めることができていないため、第21節サレルニターナ戦では「クリーンシートでの勝利」が目標となります。

 失態が続くと風当たりが強くなることは避けられません。モンツァ戦が「突発的な失態」であることを証明するプレーの内容と結果で示すことができるのかに注目です。