ユベントスは公式サイト上で現地2月2日(木)に予定されている 2022/23 コッパ・イタリア準々決勝ラツィオ戦に向けた準備を開始したと発表いたしました。
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1月29日(日)のセリエA第20節モンツァ戦で失態を演じたユベントスは試合翌日のルーティンを消化し、現地31日(火)から次戦のコッパ・イタリア準々決勝ラツィオ戦に向けた調整を開始。
コンティナッサの練習場で「プレッシング対策を講じたビルドアップ」や「中盤や前線のフィニッシュ」を中心に調整したことが報告されています。
ただ、モンツァ戦で露呈した最大の欠点は「チームとしての狙いを持った能動的なボール奪取のなさ」です。基本的にボールを奪い返す方法は以下の2つに分類されるでしょう。
- ハイプレスで相手にボールを蹴り出させて(≒捨てさせて)回収
- 相手の攻撃を “奪還ポイント” に誘導してボールを奪い取る
しかし、モンツァ戦のユベントスは前線からプレスに出ることも、相手の攻撃の選択肢を制限することもありませんでした。
ボールロストのプレッシャーが実質的に皆無ではミスが起きる確率は極端に下がります。「相手のミスを誘発する能動的な守備への積極性を欠いたこと」がモンツァ戦での反省点と言えるからです。
コッパ・イタリア準々決勝のラツィオ戦では主力選手が先発に名を連ねると予想されますが、モンツァ戦のようなゲームプランで試合に臨むと誰が先発してても同じ結果になってしまうでしょう。
メンタル的にタフな部分をピッチ上で示すことができるのかに注目です。