『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスがサッスオーロから期限付き移籍で加入しているロカテッリ選手との契約を2027年夏まで延長する方向で動いているとのことです。これは「必要な動き」と言えるでしょう。
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ロカテッリ選手に関する契約は以下のとおりです。
サッスオーロ | ユベントス | ||
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現行 | 現行 | 交渉中 | |
21/22 | 保有権 | 期限付き移籍で 加入中 |
|
22/23 | |||
23/24 | 保有権 (買取を前提) |
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24/25 | X | ||
25/26 | |||
26/27 |
ロカテッリ選手の保有権を持つのはサッスオーロでユベントスは「買取義務が付随した2年間の期限付き移籍」でロカテッリ選手を2021年夏から借りている状態にあります。
ユベントスはロカテッリ選手と最長で「レンタル2年と買取後の3年の計5年」の契約を締結していると予想されるため、2026年夏に『現行契約』は満了するはずです。
したがって、トゥット紙の報じた記事が持つ意味は「年俸などの内容を見直した上での契約延長が打診された」との意味合いが大きいと言えるでしょう。
ロカテッリ選手はユベントスが2022年夏に獲得した中盤 MF のライバル選手と比較すると『ネームバリュー』で劣っていたことは事実です。また、プレシーズンマッチで周囲の味方との連動も “いまいち” でした。
しかし、今季前半戦でレジスタを託された選手の中で安定したパフォーマンスを披露。プレーで周囲やアッレグリ監督からの信頼を勝ち取ることに成功しました。
そのため、クラブから契約延長の打診があって然るべきですし、ロカテッリ選手のクオリティーを活かせる選手を(可能ならイタリア人の若手選手を中心に)補充して行くチーム作りをすべきでしょう。
持続可能性があるチーム作りをユベントスの経営陣がすることができるのかに注目です。