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ユベントス、UEFA の懲戒委員会から「サポーターによる PSG 戦での人種差別行為に対する罰金」が科される

 UEFA は公式サイト上で懲戒委員会が審議を行なっていた議題に対する裁定を発表いたしました。ユベントスは「PSG 戦でのサポーターによる人種差別行為」で罰金が科されています。

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 9月6日に行われた PSG 戦でユベントスのサポーターに問題行為があったとの理由で UEFA の倫理・懲戒委員会が審議を行っており、その裁定は下記となりました。

  • 罰金1万5000ユーロおよび UEFA のコンペティションでの次回主催試合において最低1000席の閉鎖
    • ただし、スタジアムの部分閉鎖においては裁定決定日から1年間の処分執行停止期間を設ける
  • アウェイのユベントス・サポーターに対する UEFA コンペティションでのチケット販売を1試合停止
    • 本処分においても執行は裁定決定日から1年間の停止とする

 要するに「罰金1万5000ユーロは確定」で「アリアンツ・スタジアムの部分閉鎖」と「アウェイ戦でのチケット販売停止」は1年間の執行猶予が付きました。

 対象となるマッカビ・ハイファ戦は「ユベントス・ホームが10月5日」で「アウェイ戦は10月11日」に開催されます。チケットは “すでに売れている” ため、ここに処分を科すと損害賠償を請求されるのは火を見るよりも明らかです。

 だから「執行猶予」となっているのでしょう。

 

 ただ、皮肉なことに今季のチャンピオンズリーグの初戦となった第2節ベンフィカ戦での観客は3万4000人と『部分閉鎖』をされても大きな影響はないことは否定できません。

 チームの不振が観客動員にも影響している状況にあるからです。

 まずは観客が「スタジアムに足を運ぼう」と思う結果を残すことが必要でしょう。今季(= 2022/23 シーズン)はチケット代の値上げに踏み切っているため、ファンの要求が高まっていることは事実です。

 

 ユベントスが中断期間を活かして立て直すことができるのかに注目です。