UEFA は公式サイト上で 2022/23 UEFA チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節を担当する審判団を発表いたしました。PSG 対ユベントス戦の主審はイングランドのアンソニー・テイラー(Anthony Taylor)氏です。

イングランド・マンチェスター出身のテイラー氏は1978年10月生まれの43歳。プレミアリーグでお馴染みの審判員で 2021/22 シーズンはチャンピオンズリーグの4試合で主審を担当しています。
日時 | UEFA CL | 対戦カード |
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2016/12/07 | 2016/17 第6節 |
ユベントス v D・ザグレブ [2 - 0] |
2019/11/26 | 2019/20 第5節 |
ユベントス v アトレティコ [1 - 0] |
日時 | UEFA CL | 対戦カード |
2019/09/18 | 2019/20 第1節 |
PSG v レアル・マドリード [3 - 0] |
2020/03/11 | 2019/20 R.16-2 |
PSG v ドルトムント [2 - 0] |
2020/08/12 | 2019/20 QF |
アタランタ v PSG [1 - 2] |
2021/03/10 | 2020/21 R.16-2 |
PSG v バルセロナ [1 - 1] |
ユベントスは過去にテイラー氏が主審を務めた2試合は2勝と相性の良さを示しています。
一方の PSG もテイラー氏が主審を務めた試合での相性は良く、直近4試合で3勝1分です。レアル・マドリードをホームに向けた 2019/20 シーズンの第1節では 3-0 で快勝しており、良いイメージで試合を迎えることでしょう。
なお、テイラー氏とともに試合を担当する副審はガリー・ベスウィック(Gary Beswick)氏とアダム・ナン(Adam Nunn)氏。第4審判はデヴィッド・クート(David Coote)氏。
VAR はクリスティアン・ディンガート(Christian Dingert)氏、副 VAR はマルコ・フリッツ(Marco Fritz)氏が担当すると発表されています。
ピッチ上の審判員はイングランドのセット。VAR はドイツのセットとなりました。VAR を務めるディンガート氏は「バイエルンの選手がピッチ上に12人いた試合での主審」でしたから、違う意味で注目されることになるでしょう。
プレミアリーグのテイラー主審が担当するため、判定基準はセリエAではなくリーグアンに近くなると予想されます。それを踏まえた上での準備が重要と言えるでしょう。
アッレグリ監督が難しいアウェイ戦でチームを機能させるためにどのような準備をして試合に臨むのかに注目です。