ユベントスは公式サイト上でキャピタルゲイン問題に対する声明文を発表いたしました。当局から「捜査終了」の通知を得たものの処分内容などは確定しておらず、司法に舞台を移すと予想されます。

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クラブが発表した声明文の概要は以下のものです。
- ユベントスは(他10クラブと同様に)FIGC の検察庁から「捜査終結の通知」を受領した
- 本通知は検察官からの懲戒処分を意味するものではない
- クラブは書類へのアクセスを認められ、規定内での弁明が許されている
キャピタルゲインを不正計上した疑いが持たれているクラブへの捜査が完了したことが発表されました。ただ、一連の捜査は終了したものの結論はまだ出されていません。
したがって、状況は「第1ステージが終わった」に過ぎないと言えるでしょう。
“第2ステージ” に該当するのは「判決」になるはずです。検察は『当局の結論』を導き出しているものの、「(ユベントスなど)クラブ側の弁明」を聞いた上で『最終的な結論』を下すことになると予想されます。
ただ、『最終的な結論』と言っても “検察側” の結論ですから、クラブ側が納得する保証はありません。上訴の権利が双方に存在する以上は長期戦になる可能性が残っているからです。
キャピタルゲイン・ゲートの問題がどのような結末を迎えるのかにも注目です。